2018.5.09 カテゴリー|その他の治療について
ネット上で、このブログが話題になっています。
【湿布の副作用で「一生治りません」と診断される】
https://ameblo.jp/0163533544/entry-12372008709.html
要約すると、足首の痛みに対して自己判断でモーラステープを貼って、日光過敏性皮膚炎になって、3件目に行った医者に「一生治りません」と言われた。って話です。
私もブログで何度か書いてますが、モーラステープは自己判断で指示された部位以外に貼ったり、たとえ家族でも他人に譲ったりしちゃ絶対ダメだよ。つうか、医師から処方された薬は自己判断で使ったり、他人に譲ったりしちゃ絶対ダメだよ。
モーラステープは他の人にあげちゃ絶対ダメだよ
https://nishibori-seikei.com/blog/2015/05/post-505.html
私も何例かモーラステープによる日光過敏性皮膚炎を経験してますが、こんなにひどく跡が残った例はありません。
このブログのケースも、皮膚炎が出た時点ですぐに皮膚科を受診してステロイドを処方してもらえばもっと速やかにきれいに治ったはずです。
残った跡も、炎症性色素沈着だから数年でほとんど目立たなくなるので「一生治りません」ってことはないよね。
そもそもモーラステープが処方されたときに医師や薬剤師から、露出部に貼らないように注意があったはずです。また袋にもデカデカと注意書きが書いてあります。
被害者面してブログを書いていますが、医者のせいでもモーラステープのせいでもなく自分の責任だよね。こういう思い込みが強くて人の話を聞かない患者さんは相手をするのが面倒くさいので、3件目のお医者さんは「一生治りません」と突き放した言い方をしたんじゃないかな。あくまで推測ですけどね。
同じモーラステープの記事なのに、専門家の私が書いた記事がちっともバズらないで、素人が書いた記事がバズるのはなぜだろう。「一生なりません」ってキーワードがキャッチーだったのかな?