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2021.4.05 カテゴリー|新型コロナ
1月10日のブログで、大井川知事がうるさいからマスクをつけると宣言しましたが、実は2週間くらいで我慢の限界が来てマスクを外しました。
緊急事態宣言が出たのでマスクをすることにしました
https://nishibori-seikei.com/blog/2021/01/post-875.html
つまり、1月末くらいからずっとマスクをしないでノーガードストロングスタイルを貫いています。
私にはマスクごときが感染予防の役に立つとはどうしても思えないのです。
何よりもうっとうしいし、話しづらい。
もちろん患者さんがマスクをしてなくても何も言いません。
むしろ表情がよく見えてありがたいです。
コロナ騒ぎが始まって、1年以上経ちました。いろいろな統計結果から強力なロックダウンもマスクも感染予防としてほとんど効果がなかったことがわかってきています。
強力な感染対策をしてもしなくても、感染者は自然と増えてピークに達すると自然と減って、その2~3ヶ月後にまた自然と増える周期を繰り返しています。
これは日本だけでなく世界共通の現象です。
もともとほとんどが無症状や軽症者のウイルス感染症を封じ込めることなんて不可能だったのです。
感染症の専門家達もすでにそのことに気がついているはずですが、感染予防のためにと自粛を強制し経済をメタメタに破壊してしまった後から、あれは間違いでしたとは言えないんだと思います。
勝ち目のない戦争を始めて、状況が圧倒的に不利になっても敗戦を認めなかった日本軍と同じです。
患者数は周期的に増減するのですでに第4波は始まっています。でも暖かいので第3波ほどの患者数にはならず、感染対策を何もしなくても5月か6月頃にピークを迎えて自然と減少するでしょう。
何をやっても無駄なのだから、新型コロナ感染のリスクを受け入れて、元通りの普通の生活にもどすべきです。
2021.3.26 カテゴリー|その他の治療について
季節の変わり目なので帯状疱疹の患者さんがたくさん来ています。
帯状疱疹とは、身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点(はんてん)と小さな水ぶくれが帯状(おびじょう)にあらわれる病気です。帯状疱疹は、身体の中に潜(ひそ)んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
帯状疱疹の治療で重要なのは早期診断です。なるべく早く診断して、なるべく早く抗ウイルス薬を内服すれば、皮膚炎や帯状疱疹後神経痛の悪化を防ぐことが出来ます。
帯状疱疹特有の皮膚炎が出ていればサルでも診断出来ますが、皮膚炎がなく神経痛しか出ていないときは、筋筋膜性疼痛症候群などの他の痛みとの鑑別が非常に難しくなります。
帯状疱疹の神経痛の鑑別のポイントとしては、ジッとしていてもピリピリやビリビリした痛みがあること、神経支配に沿った帯状の知覚鈍麻や知覚過敏があることなどが挙げられます。
あと意外と重要なのは、患者さんの表情です。帯状疱疹の神経痛の患者さんは顔をしかめて診察室に入ってくることが多いです。
先ほども書いたように、帯状疱疹の治療ではいかに早く抗ウイルス薬の内服を始めるかが勝負なので、私は帯状疱疹の可能性が高いと思った時点で抗ウイルス薬(バルトレックス)を処方します。
また同時に、帯状疱疹後神経痛の治療薬のリリカカプセル25mgを1日2回1錠ずつで処方開始します。帯状疱疹後神経痛も他の痛みと同じで、痛みがひどくなる前に薬を飲んだ方が効くので、2~3日様子をみて痛みが改善しないときはリリカを漸増していきます。
たまに他院で帯状疱疹の治療を受けていた患者さんを診るときがありますが、カロナールとかロキソニンを使って効かないからと後からリリカを処方していることが多いです。そしてリリカも十分な量まで増やさないで経過をみていることが多いです。
これじゃ痛みが残ってしまいます。後からリリカを増やしてもなかなか効いてきません。
はっきり言います。帯状疱疹後神経痛にカロナールやロキソニンは全然効きません。最初からリリカを十分な量まで使用するべきです。
逆に言えば、リリカは帯状疱疹後神経痛以外の痛みにほとんど効きません。帯状疱疹の時に使わないでいつ使うのよ。
2021.3.16 カテゴリー|その他
こんな悲しい記事を読みました。
https://this.kiji.is/741154375854899200?c=39546741839462401
子供は親とは別人格で、親の所有物ではないのだから、医者でも、学歴でも、スポーツ選手でも親の夢を子供に押しつけるのは危険だよ。
そこんところよくわかってない親がたくさんいて本当に心配だよ。
2021.3.15 カテゴリー|トリガーポイント注射
11歳の男の子
3歳の頃から左膝に痛みがあり、7歳くらいから痛みがひどくなりました。某大学病院でいろいろ検査を受けましたが原因がわからず、ナイキサン内服で経過を診られていました。
先月、車で1時間かけて当院を受診しました。
内側広筋にトリガーポイントを認めたので、「ここに注射すれば痛みが取れるかもしれないよ。どうする?」と本人に聞きました。
一緒に来たお母さんは「是非打ってください。」と希望しましたが、「無理矢理注射しても効かないから、本人の意思が大事です。」と話して、本人の返事を待ちました。
しばらく躊躇していましたが、「注射して欲しい。」と希望したので、ネオビタカインでトリガーポイント注射を打ちました。
1週間後、再診しました。
「痛みがだいぶ取れて、階段も上がれるようになったので、もう一度注射して欲しい。」ということでしたので、喜んでもう一度トリガーポイント注射をしてあげました。
ここからは私の推測です。
3歳頃の痛みはいわゆる成長痛だったのだと思います。
ところが、病院に行っても医者は画像診断ばかりして患部に触れないため成長痛と診断できず、原因不明と診断されました。
原因不明の痛みに本人も家族も不安になります。不安が痛みを増幅し慢性痛になってしまったのでしょう。
まあ、大学病院で成長痛を診る機会はないからね。仕方ないけどね。
成長痛 https://nishibori-seikei.com/blog/2012/10/post-98.html
2021.3.05 カテゴリー|医療機器、器具
2月下旬にAirペイも導入しました。
これにより今まで使えなかった。JCBカードやiDなども使えるようになりました。
下の写真に載っているカードは全部使えます。Apple Payも使えるのでApple Watchで格好良く会計を済ますことも可能です。
私はコンビニで前の客が財布から細かいお金を数えながら出しているのをみるとイライラして後ろから蹴飛ばしてやりたくなるくらいのキャッシュレス人間です。
是非ともキャッシュレス決済にご協力ください。