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死ぬかと思った

2019.12.09 カテゴリー|その他

 先日、自宅のリビングの蛍光灯が切れました。

 リビングは吹き抜けになっているので、蛍光灯は3メートルくらいの高さにあります。

 5段の脚立の4段目に乗ってやっと手が届く高さです。

 私は観覧車にも乗れないくらいの高所恐怖症なので、入居したときから「この蛍光灯が切れたら、俺が交換しなくちゃいけないの・・・・」と恐怖を感じていました。

 それがとうとう切れてしまいました。

 

 仕方ないので、私が交換することにしました。

 蛍光灯を交換するにはカバーを外さなければいけません。説明書にはひっぱれば簡単に外れるかのように書いてありましたが、いくらひっぱっても外れません。

 思いっきりひっぱったらパカッと外れてその勢いでバランスを崩し高所から後方に頭から落ちました。

 落ちながら「これは頭を打って死ぬな。少なくとも脊髄損傷にはなるだろう。まだ学生の娘たちが心配だな。」と思いました。

 

 しかし、奇跡的に、脚立を置くために動かしていたソファーの背もたれに腰が落ちて、そのままソファーの座面に背中が落ちて引っかかったので、頭を打たずにすみました。

 とりあえず、手足が動くことを確認してソファーから起き上がりました。

 衝撃で首が激しく伸展したので、翌日、胸鎖乳突筋にひどい筋肉痛が出ましたが、死ななかったのだから全然平気です。すぐに治ったし。

 

 次に蛍光灯が切れたら電気屋さんを頼もうと思います。

 それより、家中の電気をLEDに変えた方がいいかな。

 現在検討中であります。

 

 あ~~~~死ななくて良かった。

画像所見ばかり見ているから五十肩も診断できない

2019.11.11 カテゴリー|その他の治療について

 60代の女性

 半年前から左肩から腕にかけての痛みが出現しました。

 近くの整形外科を受診して、首と肩のMRIを撮り、頚椎に軽いヘルニアがあると診断され、首の牽引と電気治療を受けていましたが、ちっとも良くならず、痛みで夜も眠れなくなりました。主治医にそのことを相談すると「頚椎の影響って言ったでしょ」と言われロキソニンが処方されただけで、何もしてもらえず、困ってしまってメールで相談後、車で2時間かけて当院を受診しました。 

 ちなみに、メールの相談に対する返事はこんな感じです。

 診察していないので何とも言えませんが、頚椎のせいではないと思います。五十肩または棘下筋など肩甲骨周囲の筋肉の筋痛症じゃないでしょうか。トリガーポイント注射や関節ブロック、サインバルタの内服などが有効かもしれません。
 
 診察した結果、可動域制限もある典型的な五十肩(肩関節周囲炎)でした。
 関節内ブロックをして、カロナールとリボトリールを処方して、毎晩、お風呂上がりにストレッチをするように指導しました。
 
 画像所見ばかり見ていて、問診や理学所見をちゃんと診ないから、こんな典型的な五十肩さえ診断できないのです。
 画像所見による診断を信じて疑わないから、うまく治らなくても、他の疾病の可能性を疑わない。
 そして、治らないのは患者のせいと考えて切れる。
 
 後輩だったら、よくよく指導して間違いを正してあげられるんだけどね。どうしようもないね。
 
 
 
 

右足ブロック????

2019.11.08 カテゴリー|その他

 小学校1年生の男の子

 右足首が時々痛くなるので受診しました。

 お母さん「学校の検診で『右あしブロック』と言われているので心配なんです。」

 「右足ブロック?????」

 聞いたことありません。私がボーっと生きている間に、新しい病態が発見されたのでしょうか?私も学校医をやっているで知らないでは済まされません。ちょっと焦りました。

 「右足ブロックって、聞いたことないんだけど、膝とか足首が引っかかって動かなくなるの?」

 「そういうことはありません。私もよくわからないんです。」

 仕方ないのでグーグル先生に教えてもらうことにしました。

 一番上に出てきたのは、「心電図」の文字、そして「右脚(うきゃく)ブロック」・・・

 「それって、もしかして心電図の話げ?」

 「そうです」

 「それは右脚ブロックといって心電図の波の異常で、右足首の痛みとは全然関係ないよ」

 ホッとしました。

 

 ちなみに、右足首の痛みは成長痛でした。

 1歳下に弟がいるそうなので、「さみしいとか悲しいとか感じたときに、足の筋肉がつって痛くなるんです。痛みを訴えたら、抱きしめてなでなでしてあげてください。」と説明しました。

すぐに治しちゃっても患者さんはいなくならないよ

2019.11.07 カテゴリー|トリガーポイント注射

 70代後半の女性

 2ヶ月前から右膝痛が出現しました。近所の病院を受診してレントゲンを撮り軟骨が減っていると言われ、痛み止め内服薬と湿布が処方されました。3週間、薬を飲んでも治らなかったのでMRIを撮ることになり、その結果「手術をしないと治らない。」と医師から言われ怖くなって、知人のKさんの紹介で当院に逃げてきました。

 診察の結果、右膝の内側にトリガーポイントを認めました。筋肉ではなく腱の痛みだっったので、ケナコルト注射を行いました。

 

 1週間後に再診した際に患者さんはこう言いました。

 「おかげですっかり良くなった。こんなにすぐに治しちゃったら患者さんいなくなっちゃうんじゃないの。」

 私はこう答えました。

 「よくなった患者さんが別の患者さんを連れてきてくれるから、大丈夫。」

 「そうだと思って、今日は私も2人連れてきた。」

 「それは、どうもありがとう。」

 

 この患者さんを紹介してくれたKさんはすばらしい人格者で、Kさんの紹介で受診してくれる患者さんも皆さんいい方ばかりです。

 いい人はいい人を紹介してくれるので、客層がどんどん良くなります。

 

 逆に、職員に暴言を吐くような馬鹿をのさばらせていると、馬鹿が馬鹿仲間を連れてくるので客層がどんどん悪くなります。

 なので職員に暴言を吐くような奴は治してやりません。

 

 しかし、痛み止め飲み薬が効かなかっただけで手術を勧めるってどうよ。

 トリガーポイント注射やヒアルロン酸の注射、サインバルタ内服など手術以外の方法を試しからでも遅くないはずです。

 まあ手術の方がお金になるからね。でもそれで患者が逃げちゃったら意味ないよね。

16歳で腰部脊柱管狭窄症の手術をやられた気の毒な患者さん

2019.10.31 カテゴリー|トリガーポイント注射

 30代の女性

 2週間前から腰が痛くなったと当院を受診しました。

 トリガーポイント注射をしようと服をまくってみると、腰に約20センチの大きな傷がありました。

 話を聞くと、16歳の時に腰部脊柱管狭窄症の手術を受けたそうです。

 「じゅ、じゅ、じゅ、十六歳で、脊柱管狭窄症の手術をうけたのぉぉぉぉぉ。」

 びっくりして叫んでしまいました。

 16歳で腰部脊柱管狭窄症とか、ありえねぇからね。

 腰部脊柱管狭窄症は加齢性変化で腰の骨や椎間板や靭帯が変形して神経を圧迫する病気です。

 16歳で神経を圧迫するほど腰の骨や靭帯が変形するわけないじゃん。

 手術後約20年たった現在のレントゲンを示します。

20625ap.jpg20625lt.jpg

 手術で骨を削ったあとはあるけど、全然老化してないし・・・

 マジで藪医者。腰にでっかい傷が残って、自分の娘だったらマジで泣く。

 

 ちなみに、今回の腰痛はトリガーポイント注射2回でよくなりました。

 

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