2013.2.21 カテゴリー|その他
上のグラフは冬(12月~2月)の当院の時間別の平均患者数です。
一目でわかると思いますが、3時台と4時台が一番空いています。
僕は、人に待たされるのも、人を待たせることも大嫌いなので、待合室に患者さんがたくさん待っていると、気持ちに余裕がなくなり、患者さんの話をじっくり時間をかけて聞くことが難しくなります。
じっくり話を聞いてほしいと希望される患者さんは、この空いている時間に来ていただけると助かります。
ちなみに夏(6月~8月)の時間別平均患者数はこんな感じです。↓
夏は、早朝の涼しい時間が一番混んでいます。冬と同様に3時台と4時台が一番空いています。
2013.2.19 カテゴリー|その他の治療について
49歳男性
10年前以上から右頬に2㎝くらいの皮下腫瘍があり、10年前に皮膚科で粉瘤と診断されました。このまま放置していいのかどうかを確認するため当院を受診しました。
エコー検査では、皮下脂肪内に、全体的に黒く内部に斑状に少し白いところがある楕円形の腫瘍を認めました。「粉瘤」で間違いなさそうです。感染兆候は認めませんでした。
そこで、以下のように説明しました。
「悪性腫瘍ではないので、すぐに摘出手術をする必要はありません。感染していない状態で手術した場合、局所再発率が30%くらいあり、感染してから手術したほうが傷が小さくて済み、再発する可能性も低くなるので、感染するまで様子を見て、それから手術をしたほうがいいでしょう。」
この説明に納得していただけました。
2013.2.18 カテゴリー|トリガーポイント注射
62歳 女性
2か月前に転倒し、両ひざを打撲してから、両太ももの前面から膝にかけて痛みが出現しました。痛みのため、しゃがむことが出来ず、また、座った姿勢から立ち上がるのも困難になりました。近くの接骨院で治療を受けていましたが、症状が改善しないため当院に紹介されました。
念のためレントゲンを撮りましたが、特に異常は認めませんでした。
触診で、上図のように両方の内側広筋と外側広筋に多数のトリガーポイントを認めました。筋筋膜性疼痛症候群と診断し、トリガーポイント注射を行いました。
1週間後に再診した際には、痛みがかなり改善していて、座位からの立ち上がり動作もスムーズになっていました。
転倒した時に、太ももの筋肉が伸ばされて、そこにトリガーポイントが出来てしまったのです。
2013.2.15 カテゴリー|その他
久しぶりに「ふれラジいばらき金曜日」にメッセージを送りました。
メッセージテーマは「なにあげた。なにもらった」でした。
ラジオネーム ぼりぼりぼりいいいいいいいいいいいいいい
今さん、梅島さん
お久しぶりでございます。
一説によりますと、
小学生は足が速いやつがモテる
中学生はちょっと悪いやつがモテる
高校生はイケメンがモテる
大学生は面白いやつがモテる
社会人は金持っているやつがモテる
と言われています。
足が遅くて、まじめで、イケメンでもない僕は、青春時代はちっともモテませんでした。
当然バレンタインデーはいつもみじめな思いをしていました。
でも今は、やさしい妻とかわいい娘たちから、チョコレートをもらえるのでとても幸せです。
バレンタインデーにみじめな思いをしていた中学生の頃の自分に
「お前は将来、とても幸せになれるから、そんなに落ち込むな」
と教えてあげたいです。
2013.2.14 カテゴリー|トリガーポイント注射
80歳男性
畑仕事中に腰がキアッとしてから、腰痛が出現しました。レントゲン上、特に異常を認めませんでした。痛み止めの薬やトリガーポイント注射で治療を行いましたが、3週間たっても痛みが取れませんでした。
しかし、3週間を過ぎたある日、転倒して右手首を骨折したことを境に、腰痛はほとんどなくなりました。そのあと、右手首の痛みがなくなっても腰痛は再発していません。
痛みは脳で感じます。なので、心の状態が痛みと大きく関与します。この方は、生まれて80年間、腰痛になったことがなく、生まれて初めての腰痛に「このまま死ぬまで治らないのではないか?」と大きな不安を感じていました。不安が痛みを悪化させ、さらに不安になるという「痛みの悪循環」に陥ってしまったのです。しかし、転倒をして右手首にもっと大きな痛みが出現したことで、痛みの焦点が手首に移り、「痛みの悪循環」が止まったのです。
「痛みは気から」なのです。