2019.11.07 カテゴリー|トリガーポイント注射
70代後半の女性
2ヶ月前から右膝痛が出現しました。近所の病院を受診してレントゲンを撮り軟骨が減っていると言われ、痛み止め内服薬と湿布が処方されました。3週間、薬を飲んでも治らなかったのでMRIを撮ることになり、その結果「手術をしないと治らない。」と医師から言われ怖くなって、知人のKさんの紹介で当院に逃げてきました。
診察の結果、右膝の内側にトリガーポイントを認めました。筋肉ではなく腱の痛みだっったので、ケナコルト注射を行いました。
1週間後に再診した際に患者さんはこう言いました。
「おかげですっかり良くなった。こんなにすぐに治しちゃったら患者さんいなくなっちゃうんじゃないの。」
私はこう答えました。
「よくなった患者さんが別の患者さんを連れてきてくれるから、大丈夫。」
「そうだと思って、今日は私も2人連れてきた。」
「それは、どうもありがとう。」
この患者さんを紹介してくれたKさんはすばらしい人格者で、Kさんの紹介で受診してくれる患者さんも皆さんいい方ばかりです。
いい人はいい人を紹介してくれるので、客層がどんどん良くなります。
逆に、職員に暴言を吐くような馬鹿をのさばらせていると、馬鹿が馬鹿仲間を連れてくるので客層がどんどん悪くなります。
なので職員に暴言を吐くような奴は治してやりません。
しかし、痛み止め飲み薬が効かなかっただけで手術を勧めるってどうよ。
トリガーポイント注射やヒアルロン酸の注射、サインバルタ内服など手術以外の方法を試しからでも遅くないはずです。
まあ手術の方がお金になるからね。でもそれで患者が逃げちゃったら意味ないよね。