2015.4.17 カテゴリー|糖質制限
トリガーポイント注射で通院中の患者さんが、健康診断でコレステロールが引っかかったといって、健康診断の結果をもってきました。
総コレステロール 246 (正常値120-219)
HDLコレステロール 105 (正常値40-96)
LDLコレステロール 118 (正常値70-138)
この結果で「C」判定でした。医療機関で精密検査をうけた方がいいと言うことです。
ちょっちょっちょっとまってお兄さん!
確かに、総コレステロールは高いけど、それは善玉コレステロールのHDLが高いからであって、悪玉コレステロールのLDLは正常じゃない。LDLコレステロールの値が重要であって、総コレステロールは測る必要すらないとおもうんだけど。
私はそもそもコレステロール値は、血管損傷の結果であって原因じゃないと考えているので、いくら高くても下げる必要はないっすよ。
そして、健診医のコメントがまた突っ込みどころ満載。
「乳製品・卵・肉類・揚げ物・菓子を控え、日々の30分程度の歩行などの運動を始めてみましょう。」
だって、食事中のコレステロールは、血中のコレステロールの値に影響を与えないと科学的に証明されているのに、何言ってるの?
乳製品・卵・肉類がダメだったら何食うの。コメやパンを食えってこと、それじゃ血糖値が上がって血管損傷が起きて、その結果コレステロールがもっと上がるよ。
30分程度の歩行なんて、たいした運動にならないよ。つうか、運動をするとコレステロールが下がるって根拠あるの?
私だったら、こうコメントします。
「コレステロールは気にすることありませんが、長く健康でいたいなら、糖質制限をして、加圧トレーニングをやりましょう。」
2015.4.08 カテゴリー|糖質制限
今回はこの記事の紹介
あの中田が、小食化で14㎏原料でキレキレ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000025-tospoweb-base
入団当時「動けるデブは最強!」と高卒ながら103キロの不摂生な体を正当化していたが、8年たった今はオフの猛トレーニングと炭水化物を必要最小限に抑える食事制限で、昨年の107キロから14キロもの減量に成功。パワーを維持したままキレを手に入れ、本塁打、打点(10)争いで2冠に立っている。
ただ、減量ならではの悩みもある。「胃が小さくなったからメシが食われへん。(ナイター後は)ほぼ食べない。球場でおにぎりを1、2個食べて終わり。それ以上食べられない」と、小食になったことを明かす中田は「今は93、94キロを行ったり来たりで体重を上げるのがこんなに難しかったかなという感じ」と苦笑いした。
中田選手、入団当時はビックマウスが鼻について大嫌いでしたが、最近は実力も伴ってきましたね。その陰に糖質制限があったようです。
糖質制限をすると、機能性低血糖にならなくなるので、お腹がすかなくなり小食になります。
2015.2.17 カテゴリー|医療に関する迷信
コレステロールを下げる薬を飲むと、心臓発作を起こす可能性を減らすことができると言われています。製薬会社のファイザーが行った3年間の大規模臨床試験で、偽薬(砂糖の錠剤)を投与した患者の3%が心臓発作を起こしたのに対し、コレステロールを下げる薬(リピトール)を投与した患者では2%でした。しかし、この結果を逆に考えれば、リピトールの効果があったのは100人中たった1人だけだったということです。また、心臓発作はわずかに減少しているものの、死亡や深刻な疾患の発生率は減っていませんでした。
心臓発作を減らすためには、血管損傷を減らすことです。血管損傷を減らすためには高血糖を減らすことです。高血糖を減らすためには糖質制限をすることです。
もしかしたら、ファイザーが行った実験も、リピトールで発作が減ったのではなく、偽薬(砂糖の錠剤)を飲んだせいで高血糖になり心臓発作が増えたのかもしれません。
2014.12.31 カテゴリー|糖質制限
今日はこのブログのご紹介
片山さつき議員バカ丸出し「ホームレスが糖尿病になる国ですよ」
http://blogos.com/article/102516/
『世界の医療団』のある医師は「貧困層ほど糖尿病が多い。貧困な国ほど糖尿病が多い。そういうデータが出ている」と話す。
生活保護削減の旗を振る片山さつき議員は、こうした当たり前の医療知識もないようだ。
「本当に困窮して3食食べられない人がどれ位いると思う? ホームレスが糖尿病になる国ですよ」-週刊誌の対談で片山議員はバカ丸出しの発言をした。(週刊朝日2012年7月20日号)
上述の医師は「そんな議員には世界のデータを見せたらいいんです」と憤る。
とはいえ国民の圧倒的多数は、偏らざるを得ない野宿者の食事と糖尿病との因果関係を知らない。片山さつき議員の発言は、メディアで増幅されて一人歩きする。
野宿者でなくても貧困層の食事は炭水化物が中心になりがちだ。バランスも悪い。
私は自民党の政策には基本的に賛成なので、自民党の国会議員の悪口は書きたくありませんが、「片山さつき議員、あなたあまりに無知です。超恥ずかしいです。」
炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素の中で炭水化物が圧倒的に値段が安いので、貧困層の食事は炭水化物ばかりなりがちです。このブログに何度も書いていますが、三大栄養素のうち血糖値を上げるのは炭水化物だけなので、炭水化物ばかり食べていたら、当然の結果として糖尿病になりやすくなります。
糖尿病が贅沢病だったのは、何十年も前の話です。昔は、ほとんどの人が炭水化物ですら十分に食べられないほど貧しく、糖尿病になるほど炭水化物を食べられたのは一部の大金持ちや権力者だけだったのです。
片山さつき議員は国会議員の中では比較的若い方だと思うのですが、頭の中が大昔のまま人には、とても日本の未来は託せませんね。
2014.12.14 カテゴリー|糖質制限
もう1年以上前の話ですが、娘が小学生の先生に、私が糖質制限をして、すごく痩せたことを話したら、「そんなことしていたら早く死んじゃうよ」と言われたそうです。
何を言っているの?
大きなお世話だよ。
というか、医療と健康の専門家である医師に対して、どの立場からそんなアドバイスをしているの?
私は自分の娘の学校の先生に対して、「そんな教え方じゃみんな馬鹿になっちゃうよ」とかいわないよ。
なんだかんだ言ったって、教師は教育の専門家なんだから、専門外の私が口出すことじゃないでしょ。
糖質制限をしていれば、糖尿病をはじめとした成人病になりません、長生きすることはあっても、早死にすることはありえません。
ちゃんと調べもしないで、自分で考えもせず、聞きかじった知識だけで、医療の専門家である医師が行っている健康法を批判するなんて、ちょっといろんなものが足んないんじゃね。