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飛距離が伸びる加圧ゴルフ

2014.4.14 カテゴリー|加圧トレーニング

飛距離が伸びる! 「加圧ゴルフ」 (講談社の実用BOOK)

 今回は2010年3月に発売された、日本ゴルフ界のドンといわれた故杉原輝雄プロと加圧トレーニングの開発者佐藤義昭博士の共著「飛距離が伸びる加圧ゴルフ」の紹介です。


はじめに

 飛距離が伸びる・・・・これはゴルファーにとって、たいへん魅力のあることだと思います。

 飛距離を伸ばすためには、筋力トレーニングは欠かせません。通常の筋力トレーニングは、重い負荷をかけて行い、効果を実感するまでには長い期間を必要とします。特に加齢とともに筋力が落ちている中高年ゴルファーにとっては、非常に厳しいトレーニングになります。また、趣味でゴルフをしている人にとって、ゴルフの練習に加えて筋力トレーニングをすることは、なかなかできることではありません。

 しかし、どんなスポーツでもそうですが、十分な筋力がなければ上達することはできません。1ラウンドで10キロも歩くと言われるゴルフは、基礎体力がなければ楽しむことが出来ません。それに、ゴルフは一方向の動きが多いスポーツなので、しっかりトレーニングをして全身の筋肉を鍛えないと、体のバランスが悪くなり、腰痛などの故障や怪我のもとになります。

 そこでおすすめしたいのが、加圧ゴルフです。14年前から杉原輝雄プロが行っている、ゴルファーのための加圧トレーニングです。腕や脚に加圧ベルトを装着してトレーニングをすることで、軽い負荷で短時間であるにもかかわらず、通常のトレーニングの何倍もの効果が得られます。飛距離を伸ばすために必要な筋肉を、全身バランスよく効率的に鍛えることができるのです。

 (中略)

 週に1~2回、3カ月も続ければ、パワーが付いたことを実感できるようになるでしょう。飛距離も伸びて、一緒にラウンドする人を驚かすかもしれません。

 (中略)

 加圧トレーニング発明者 佐藤義昭


  当院でもゴルフの飛距離アップを目的とした加圧トレーニングを行っております。

  飛距離を伸ばしたいゴルファーのみなさん、ぜひ加圧トレーニングを体験してみてください。

運動が苦手な子こそ中学校の時くらいは運動部に入りましょう

2014.4.10 カテゴリー|その他

 先日、中学校の入学式でPTA会長として挨拶してきました。そこから抜粋。


 「部活動は学生時代しかできないことなので、積極的に参加してください。これはPTA会長というより整形外科医としての意見なのですが、運動が苦手な子ほど、中学校の時くらいは運動部に入ってほしいと思っています。私もそうでしたが、運動が苦手な子は運動が嫌いです。中学校の時に運動部に入らないと、おそらく一生ちゃんとしたスポーツをしないので、スポーツの楽しさを知ることなく過ごしてしまいます。それはとてももったいないことです。ぜひ運動部に入って頑張ってください。」


 何度かこのブログに書いていますが、私はものすごい運動音痴です。かけっこは断トツのビリで、スポーツテストはいつも級外でした。だから運動することが嫌いでした。しかしだからこそ運動をした方がいいだろうと考え、中学校の時は卓球部に入りました。同級生の中で一番へたっぴでしたが最後まで続けました。高校では部活をやりませんでしたが、医大に入ってから野球部に入りました。レギュラーにはなれませんでしたが6年間続けました。おかげで体力が付き、体力勝負の整形外科の研修を乗り切ることが出来ました。大学卒業後は忙しさにかまけて、何も運動をしませんでしたが、8年前にダイエットのために加圧トレーニングを始めました。加圧トレーニングをする上でも、野球部時代に筋トレのやり方を覚えたことが役に立ちました。8か月前にゴルフを始めたばかりですが、つい先日104で回ってきました。もうすぐ100がきれそうな勢いです。これも野球や加圧トレーニングをしていたおかげでしょう。すべては中学校時代に苦手な運動から逃げずに卓球部に入ったことがよかったんだと思います。

 中学生の頃は体が一気に成長します。なかでも持久力が付きやす時期です。この時期に運動をすることで基礎体力を強くすることが出来ます。また苦手なことでも最後まで続けられたという自信がその後の人生を支えてくれることでしょう。

 運動が苦手と言っても、もしかしたら短距離走が遅いだけで、長距離走がものすごい得意かもしれません。もしかしたら球技が苦手なだけで、柔道などの格闘技には抜群のセンスを持っているかもしれません。また、急激に背が伸びて、バスケットやバレーボールのエースになることだってあるでしょう。それもこれも挑戦してみなければわかりません。

 運動が苦手な子こそ中学校の時くらいは運動部に入って体をきたえることをお勧めします。

人間ドック、正常値の基準「緩めるべき」 学会調査

2014.4.07 カテゴリー|その他の治療について

今日はこちらの記事の紹介


 

人間ドック、正常値の基準「緩めるべき」 学会調査

http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/05/complete-medical-checkup_n_5095935.html?utm_hp_ref=japan

人間ドックの検査で「健康」とされる基準について、人間ドック学会などが作る専門家委員会は4月4日、現在の基準で正常とされている数値の範囲を、大幅に緩めるべきだとする調査結果を発表した。

health check


 私はこの新基準に大賛成です。だいたい、今までの基準が厳しすぎるんだよね。だって、昔は高血圧は収縮期血圧180以上拡張期血圧100以上が治療の対象だったんだもの。基準値がどんどん厳しくなってきた背景には、患者を増やしたい製薬会社の思惑があるんじゃないかと思います。基準値を決めるのは学会の偉い先生たちで、そういう先生たちは研究費という名目で製薬会社からお金をもらっていたりしますからね。人間ドック学会の先生たちは、検査をするだけで薬を処方するわけじゃないから、製薬会社から金もらってないのかもね。

トリガーポイント注射入門 まとめ

2014.4.04 カテゴリー|トリガーポイント入門

 前回のテニス肘で、痛みで外来を受診する患者さんの症状の9割がたを網羅することが出来たと思うので、これでひとまずトリガーポイント注射入門を終わりにしたいと思います。

 このブログではトリガーポイント注射について、ものすごくシンプルに説明しました。すでにトリガーポイントに対する治療を行っている医師や鍼灸の先生方には、「トリガーポイント治療はそんな単純な物じゃない!」と怒られてしまいそうですが、今回の目的は痛みの専門ではないけど、痛みを抱える高齢者の診察をすることが多い内科や外科のお医者さんがトリガーポイント注射を始めるきっかけにしてもらうことなので、可能な限り簡単に分かりやすく書きました。その点ご容赦ください。

 とにかく、あまり難しく考えず、「圧痛点に局所麻酔を打ってあげると、痛みがけっこうよくなる」からためしに注射してあげるという感じで始めてください。トリガーポイント注射をしてもぜんぜんよくならないときは、「骨折、悪性腫瘍、感染」など可能性がありますから整形外科に紹介してください。

トリガーポイント注射入門 テニス肘

2014.4.02 カテゴリー|トリガーポイント入門

tenisuhiji.jpg

 テニス肘のトリガーポイントは、橈側手根伸筋にあります。一つは筋肉が骨に付着する上腕骨外上果にあります。もう一つは外上果から2横指ほどの遠位の筋肉が盛り上がっている部分にあります。また、ひどい人では腕橈骨筋にもトリガーポイントを認めます。腕橈骨筋のトリガーポイントは外上果の2横指くらい近位の上腕二頭筋の外側縁の少しへこんだところにあります。
 ケナコルトを混ぜて注射したほうが効果が持続します。

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