2012.7.31 カテゴリー|湿潤療法
3歳の男の子です。
おんぶをしてもらっていて、顔からおちてしまい受傷しました。
受傷翌日、当院を受診しました。
顔全体に擦り傷があり、特に顎の下の皮膚はかなり深くえぐれていました。
顔の傷にはハイドロコロイド材を貼り、顎の傷にはプラスモイストを貼りました。
8日後に顔の傷はきれいに治りました。
17日後には顎の傷もきれいに治りました。
2012.7.31 カテゴリー|湿潤療法
湿潤療法のパイオニア夏井睦先生のHP「新しい創傷治療」の7月31日の更新履歴でこのブログを紹介してもらえました。
http://www.wound-treatment.jp/title_new.htm
以下抜粋
茨城県の湿潤治療@一番弟子,にしぼり整形外科の西堀先生から「先日紹介していただいた腰部の術後創離開症例,完治しました」と連絡をいただきました。西堀先生はお願いした症例の経過はこまめに報告してくれるので,患者さんを安心して紹介できます。
⇒【にしぼり整形外科 院長ブログ】 (https://nishibori-seikei.com/blog/2012/07/-20-2-4.html )
2012.7.30 カテゴリー|湿潤療法
20代の女性
2月に某総合病院で右腰部の手術を受けましたが、手術後に創が離解し、以後、総合病院と近くの整形外科で消毒と軟膏とガーゼによる治療を受けていました。
創の状態はなかなか改善せず、4月に突然、湿潤療法に切り替えると言われ、不安になり、ネットで調べて練馬光が丘病院の夏井先生の外来を受診しました。
夏井先生から、穴あきポリ袋とペットシートによる湿潤療法を教しえてもらい、当院に紹介されました。
上の写真は初診時の写真です。
その後、穴あきポリ袋による治療を続けました。
7月27日、創が完全に上皮化しました。
2012.7.09 カテゴリー|湿潤療法
7月9日の「新しい創傷治療」のHPの「更新履歴」に
http://www.wound-treatment.jp/title_new.htm
僕が夏井先生に出したメールが掲載されました。
以下引用
茨城県の湿潤治療の一番弟子である笠間市 にしぼり整形外科/西堀先生からのメールです。
治療例を多数掲載しているブログです。お見事!
今まで心の中で「茨城県の一番弟子」を自認していましたが、これからは堂々と「一番弟子」と名乗れます。
2012.7.06 カテゴリー|湿潤療法
86歳の男性です。70年前に右下腿を切断し、以後、義足で歩行していました。
昨年12月に断端部に皮膚潰瘍ができ、某総合病院で軟膏による治療を受けていましたが、潰瘍は次第に悪化し、
「下腿を再切断して、皮膚を縫い直すしかない」
と言われ、不安になり、インターネットで調べて、本年4月に練馬光が丘病院の夏井先生の外来を受診しました。
夏井先生から、穴あきポリ袋による治療を指導され、自宅の近くで湿潤療法をやっている当院に紹介されました。
当院で引き続き、穴あきポリ袋による治療を行いました。
上の写真は当院で治療開始してから7週間後(5月25日)の写真です。初診時は潰瘍はこの倍ぐらいあり、他に1㎝程度の小さい皮膚潰瘍が2つありました。
2週間に1度ずつ通院してもらい、潰瘍はどんどん良くなりました。
下は治療開始13週後(7月6日)の写真です。皮膚潰瘍はほぼ治癒しています。2週間後には完治していることでしょう。