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2014.3.19 カテゴリー｜トリガーポイント入門
肩こりのトリガーポイントは、僧帽筋と肩甲挙筋にあります。僧帽筋のトリガーポイントは、患者さんを座らせたときに方が最も盛り上がっている部分にあります。肩甲挙筋とのトリガーポイントは、僧帽筋のトリガーポイントの少し前の筋肉がへこんでいる部分にあります。
ですが、肩こりの患者さんはたいてい、自分の肩のこっている部分を把握しているので、「どこがこっていますか？」と聞いて指差してもらった方が早いです。
2014.3.18 カテゴリー｜トリガーポイント入門
つま先の痛みとしびれの原因は、背側骨間筋のトリガーポイントです。足の親指と人差し指の間の股から2横指くらい近位の第1中足骨と第2中足骨の間を圧迫すると見つけることが出来ます。
ここにトリガーポイント注射を打つと、なぜか寝ている間に起こるふくらはぎのこむら返りも良くなることが多いです。
2014.3.18 カテゴリー｜トリガーポイント入門
かかとから足の裏のしびれの原因は、ヒラメ筋のトリガーポイントです。ふくらはぎの中央部を付近を圧迫すればすぐに見つかります。ただ、この部位のトリガーポイントは慢性化していることが多く、根気よく注射を続けないとよくならないことが多いです。
レストレスレッグシンドローム（むずむず脚症候群）の原因もこのトリガーポイントじゃないかなと思っています。
2014.3.17 カテゴリー｜トリガーポイント入門
ふくらはぎから足の外側にかけての痛みとしびれの原因は腓腹筋外側頭のトリガーポイントです。ふくらはぎの中央部を軽く圧迫すると外側に筋肉が盛り上がってきます。その盛り上がりの真ん中を圧迫するとトリガーポイントを見つけることが出来ます。
ふくらはぎの肉離れも、この部位に発生することが多いです。筋断裂ではなく、筋肉が痙攣しているだけならトリガーポイント注射が有効です。
2014.3.14 カテゴリー｜トリガーポイント入門
膝の裏側の痛みの原因は、膝窩筋にできたトリガーポイントです。しゃがんだり、正座したりすると痛みが出ます。MPSを知らない整形外科医に半月板損傷と診断されることが多いです。
膝窩筋のトリガーポイントは、膝の裏の中心から１～2横指内側で、1～2横指下側を圧迫すると見つけることが出来ます。