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外反母趾を手術しないで治す(包帯療法)

2012.6.02 カテゴリー|その他の治療について

 外反拇趾(がいはんぼし)という病気をご存知でしょうか?足の親指が付け根のところで外側に曲がってきてしまう女性に多い病気です。

 一般的に外反拇趾は手術しないと治らないと思われています。つい最近まで私(院長)もそう思っていました。

 ところが、この外反拇趾を手術しないで治す治療法を、日本大学医学部整形外科の青木孝文先生が編み出しました。しかもこの治療法は、足の甲に伸縮包帯を巻くだけなので、誰にでも簡単に出来るのです。

 

 包帯療法のやり方について説明します。

①風呂上りに、足のマッサージをします。お風呂上りに、あぐらをかくようにすわり、足の裏と甲を両手のひらでサンドイッチするようにはさみ、手のひらの柔らかい部分で、土ふまずから指先までなでるようにやさしく揉みます。

②足の甲に包帯を巻きます。幅5cmの伸縮包帯を用意して、足の親指のつけ根の関節と小指の付け根の関節のところを引き締めるように包帯を巻きます。我慢できる範囲で強めに、甲全体をくるむように5~6回巻いてしっかりとめます。包帯を巻くのは寝ている間だけでもかまいませんが、日中もわずらわしくなければ巻いていていいです。

③包帯療法を続けて、痛みが良くなってきたら、つま先立ち体操をします。お風呂上りに壁に向かって肩幅に足を開いて立ち、両手を壁につきます。かかとを持ち上げて、つま先立ちになり、足の親指に体重がかかっていることを意識しながら3秒間この姿勢を維持します。かかとを下ろし、これを10回くり返します。

 

 この包帯療法を続けると、2週間くらいで外反拇趾に伴う痛みが楽になってきます。数ヶ月続けると、変形もだんだん良くなっていくそうです。包帯を巻く強さは、弱くては効果がなく、強すぎては痛くて眠れなくなってしまいます。何度も巻いてみて、適切な強さを自分で見つけることが大切です。簡単で特に体に害も無い方法なので手術を受ける前に試してみる価値があると思います。
 

 人間の足には、縦と横にアーチがあり、歩くときは踵と親指の付け根と小指の付け根の3箇所にしか体重がかからないようになっています。

 この形が、人間が数100万年かけて獲得した二足歩行に最も適した形態なのです。この足のアーチを支えているのが足の骨の間にある小さな筋肉たちです。

 ところが、靴を履いて歩いていると、これらの筋肉を使わなくても歩けるため、しだいに筋力が低下し筋肉が伸びきってしまいます。伸びきった筋肉は血の巡りが悪くなり、さらに筋力が低下する悪循環になります。その結果、足のアーチを支えることが出来なくなり、足が平べったく広がり、外反拇趾になります。

 包帯療法で圧迫すると足の横アーチが元に戻り、足の筋肉も元の長さに戻すことにより、筋肉の血の巡りが良くなるので、外反拇趾が良くなっていくのではないかと考えています。外反拇趾でお悩みの方は是非お試しください。わからないことがあれば、診察時に私(院長)に聞いてください。


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青木孝文著
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ダイエットは糖質制限で決まり!

2012.6.01 カテゴリー|糖質制限

今日も「ふらラジいばらき」にメッセージを送りました。

 

ラジオネーム ぼりぼりぼりいいいいいいい

 

今さん、梅島さん

お元気そうで何よりです。

 

ブログの情報によりますと、梅島さんは体重が0.1トンもあるそうですね。

 

僕も最近太り気味だったので、4か月前から糖質制限ダイエットというのをはじめました。

糖質制限ダイエットというのは、主食のお米や、パン、麺類、イモなどの炭水化物を多く含む食品をなるべく食べないようにして、

その代り、肉や魚などのおかずをたくさん食べるダイエットです。

主食を食べなければステーキや唐揚げなどおかずはおなかいっぱい食べてもいいのです。

お酒も、焼酎やワインなどの蒸留酒は飲んでも大丈夫です。

カロリーを制限するダイエットと違っておなかいっぱい食べられるので、

食いしん坊の僕でも続けられました。

 

その結果、4か月で体重が6㎏ 体脂肪率が4% 腹囲が4㎝減りました。

 

いろいろなダイエット方法を試してみましたが、効果があったのは

加圧トレーニングとこの糖質制限だけでした。

 

これからのダイエットは加圧トレーニングと糖質制限で決まりです。

 

0.1トンの梅島さん、一緒にやりませんか?

 

 

ぎっくり腰の高校球児

2012.5.30 カテゴリー|トリガーポイント注射

 16歳の高校野球のピッチャー。

 2か月前に練習試合で投げていて、急に左腰痛が出現し、救急病院を受診し、レントゲンを撮り、ぎっくり腰と診断され、3週間安静にするように指導されました。

 3週間安静を守り、野球を再開しましたが、腰痛が再発し、ピッチングができないため、先日当院を受診しました。

 診断の結果、左中臀筋の筋筋膜性疼痛症候群でした。圧痛点にトリガーポイント注射をしたところ、症状はかなり改善しました。

 ぎっくり腰は、腰や臀部の筋肉が痙攣を起こしているので、痙攣を起こしている筋肉にトリガーポイント注射をすれば3週間も安静にしなくても治ります。 

湿潤療法のエキスパートです。

2012.5.29 カテゴリー|湿潤療法

 湿潤療法のパイオニア練馬光が丘病院の夏井睦先生に送った僕のメールが先生のホームページ「新しい創傷治療」の更新履歴で紹介してもらえました。

http://www.wound-treatment.jp/

http://www.wound-treatment.jp/title_new.htm


以下、ホームページからの抜粋




 
茨城県の湿潤治療のエキスパートの一人西堀先生からのメール。  

 先生に紹介していただいた患者さんは、引き続き湿潤療法を継続していて、皆さん経過良好です。患者さんの一人に「西堀先生は、しゃべり方や言ってること、しぐさが夏井先生そっくりだ。」と言われました。
 先生の外来を見学したことはないのですが、毎日ホームページを見ているだけで、自然と似てしまうものなのでしょうか? 不思議です。

 1月末ごろから糖質制限を初めて、約4か月で体重76.6㎏→70.8㎏ 体脂肪率25.6%→22.9% に減り、大学を卒業したころの体重に戻りました。

 糖質制限を、始めたころは食事で糖質を取るとすぐに体重が増えていたのですが、最近は、たまに寿司やうな重やラーメンなどを食べても体重が増えなくなりました。いい方に体質が変わってきているようです。

 
「糖質制限をやってみてよかった」という人はたくさんいますが,「糖質制限をしなきゃよかった」という人がほとんどいません。これってすごいことですよね。普通のダイエット法(あるいは治療法)の場合,「このダイエット(治療法)をしてみてよかった」という人と「このダイエット(治療法),しなければよかった」という人に分かれますから。





 茨城の湿潤療法のエキスパートなんて紹介されちゃった。超うれしい。
 

場所(レジゲロ)

2012.5.25 カテゴリー|その他

今日も「ふれラジいばらき」でメッセージを読んでもらえました。
 


ラジオネーム ぼりぼりぼりいいいいいい

 

今さん 梅島さん こんチワワ

 

20歳になったお正月に、高校時代の仲間と土浦市の居酒屋「村さ来」でお酒を飲みました。

 

懐かしい話に花を咲かせ、大変に盛り上がりました。

 

自分は幹事だったので、みんなからお金を集めてレジに行きました。

 

そして、レジでお金を払おうとした瞬間に、飲みすぎによる吐き気に襲われました。

 

しかし、ここで吐いてはまずいと、一度は口まで出てきた胃の内容物を飲みこみましたが、

 

直後に第2波に襲われ、そのまま、レジの中のお金の上に吐き出してしまいました。

 

店長のおばさんは「大丈夫ですか」と笑顔で心配してくれましたが、明らかに目が引きつっていました。

 

恥ずかしさと申し訳なさで、もう二度とこの場所には近づけないと思いました。

 

しかし、次の年の幹事だった悪友が、こともあろうに同じ店を予約してしまいました。

 

1年もたっていれば、店長さんも自分の顔を忘れているだろうと思い、さりげなく店に入りましたが、

 

やはり、印象が強烈だったらしく、目が合うなり店長さんから

 

「あ~~~~。レジゲロのお兄さん。今年も来てくれたのね。ありがとう」

 

と言われてしまいました。

 

恥ずかしくて、顔から火が出そうでした。 

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