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9月の茨城県知事選挙では「受動喫煙防止」を争点にして欲しい

2017.5.28 カテゴリー|その他

小池知事が「子どもを受動喫煙から守る条例」を公約に入れたことの意義は何か

https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20170527-00071404/

突然死の確率が5倍になる等、子どもの前での喫煙は暴力的で、児童虐待と同じだということは述べました。
 
児童虐待が家の中で行われた場合、「家の中は私的な空間で、私的な空間に政府が口を出すべきではない」ということにはなりません。
 
なぜなら、子どもは親の私的な持ち物ではなく、一個の人格であり、生きる権利、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を持つからです。
 
よって、車内や家庭において、子どもの前での喫煙(暴力)を一定制限されたとしても、そこに正統性はあると言えるでしょう。

 

 9月に茨城県知事選挙が行われます。

 今のところ争点は、現職の橋本知事の7選が長すぎるのかどうかというバカみたいなものです。

 そんなことより、「受動喫煙防止」を争点にすべきです。

 茨城県選出の自民党国会議員は、丹羽雄哉代議士を除いてみんな「受動喫煙防止反対派」です。orz

 しかし、茨城県で「受動喫煙防止条例」が制定されれば、ニコチン議員どもがいくら反対しても、茨城県内では「屋内禁煙+子供の前では禁煙」が実現します。

 

 都議選で、小池知事陣営が勝てば、茨城県知事候補も「受動喫煙防止」を公約に掲げなければいけないことに気がつくでしょう。

 がんばれ小池知事!

 

手術後に再発した痛みとしびれがトリガーポイント注射で良くなった

2017.5.16 カテゴリー|トリガーポイント注射

 70代の女性

 10年前に腰痛と下肢のしびれが出現し、つくば市にいた手術が大好きな先生に、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けました。

 術後も症状がすっきりしなかったため、翌年には同じ先生に頸椎の手術も受けました。

 その後も症状が残っていましたが、3年前から痛みやしびれがひどくなりました。

 手術をしてくれた先生や心療内科を受診して投薬治療を受けていましたが、症状は悪化する一方でした。

 テレビでトリガーポイント注射の特集を見て、3月下旬に当院を受診しました。

 初診時、長く続く痛みのため表情は暗く、時に涙を流していました。

 

 腰や太ももやふくらはぎにトリガーポイントを認めました。

15954.jpg

 

 「トリガーポイント注射をするば必ず良くなります。」と説明してトリガーポイント注射を行いました。

 夜もよく眠れないと言うことなので、前医から処方されていた睡眠導入薬を中止してリボトリールを処方しました。

 1回目の注射で少し良くなりました。

 2回目の注射でだいぶ良くなりました。

 表情も明るくなり。体力回復のために加圧トレーニングも始めました。

 

 「必ずよくなります。」とか、通常は言わない台詞です。

 医学に絶対はないので、「必ず」という言葉は使ってはいけないと、先輩医師から教わりました。

 ただ、今回の患者さんは、長引く痛みのため生きる希望も失っているような状態だったので、勇気づけるために「必ず」という言葉をあえて使いました。

 ある意味「賭け」でしたが、うまくいって良かったです。

 

 

1歳の女の子の手の指のやけど

2017.5.15 カテゴリー|湿潤療法

 1歳の女の子

 アイロンを触って受傷しました。

 連休中だったので家で様子を見ていて、3日後に当院を受診。

 水疱を破いて、ミトン型のプラスモイストで覆いました。

 水疱を破いた後の画像です。

16190a.jpg

 翌日もミトン型プラスモイストで処置

 2日後から浸出液が減ったのでハイドロコロイドに変更しました。

 4日後、上皮化したので治療を終了しました。

16190b.jpg

 

膝や太ももが痛い患者さんはガウチョパンツを履いてきてくれると助かります。

2017.5.10 カテゴリー|その他

 最近、若い女性の間でガウチョパンツというロングスカートみたいなズボンが流行っているそうです。(ZIP情報)

 ユニクロのCMでガッキー(新垣結衣)も履いてます。

gakki.png

 このガウチョパンツを履いてきてくれると、診察がすごくやりやすいです。

 診察は、患部を直接見て、直接触診することが基本です。

 ガウチョパンツなら、脚の付け根(股関節)までまくり上げることが出来るので、他のズボンと違ってズボンを脱いでもらう必要がないのです。

 もちろんスカートなら、簡単にまくり上げられますが、まくり上げる際にパンティーが見えないようにバスタオルを掛けたりしなければいけないので気を使います。

 介護用の膝から下にチャックがついているズボンもありますが、このタイプのズボンも太ももの下くらいしかまくり上がらないし、何よりチャックの上げ下げが案外と面倒です。

 

 そんなわけで、膝や太ももが痛い人はガウチョパンツを履いてきてくれるととても助かります。

 別に若い人しか履いちゃダメってわけじゃないのだから、ユニクロやシマムラで買って、履いてきてください。

 よろしくお願いいたします。

 

肌をきれいにするには、タバコと紫外線と乾燥を避けること

2017.5.01 カテゴリー|その他

 肌をきれいにするにはどうしたらいいでしょう。

 一番はなんといっても禁煙です。タバコの毒は肌のコラーゲンを破壊するので、肌のハリがなくなります。また皮膚の新陳代謝を遅らせるので、肌の艶が無くなりくすんだようになります。

 次に紫外線を避けることです。紫外線はタバコ同様にコラーゲンを破壊するし、シミの原因にもなります。紫外線を避けるためには、外に出ないで家でごろごろしているのが一番です。

 その次に大切なのは乾燥を避けることです。乾燥を避けるためにはワセリンを塗ることです。皮膚は何も吸収しないので高い化粧水とか塗っても無駄ですよ。クリームは塗った瞬間はいいけど時間が経つとかえって皮膚を乾燥させるので塗らないほうがいいですよ。

 それからなるべく化粧をしないことです。肌がくすむとそれを隠すために厚化粧をします。そして、化粧を落とすために石鹸で顔をごしごし洗います。その結果、皮膚の油である皮脂がなくなってしまいます。皮脂がなくなるとそれを栄養としている皮膚常在菌が減ってしまいます。皮膚常在菌が減ると、皮膚に害を与える悪玉菌が増えて、皮膚が荒れてきます。それを隠すためにさらに化粧を濃くする悪循環に陥ります。

 顔だけでなく他の部分の肌も洗いすぎると皮膚常在菌が減ってしまいます。皮膚の汚れの90%は湯船につかるだけで落ちます。あまり肌を洗い過ぎないようにしましょう。

 後は運動です。運動をして筋肉が引き締まると肌も引き締まります。また運動をすると血行が良くなり肌の新陳代謝が早まるので、肌がきれいになります。運動の中でも当院で行っている加圧トレーニングは成長ホルモンが290倍も出るのでより効果的です。

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