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2017.3.21 カテゴリー|トリガーポイント注射
3連休だったので、3日連続でゴルフをしてきました。
最終日の昨日、朝、アプローチの練習をしてると左腰がピクンとなって痛くなりました。
ぎっくり腰の前兆です。
すぐにゴルフバックに常備してあるトラムセットを飲んでモーラステープを貼りました。
ズボンのベルトをいつもよりきつく閉めると、スイングは何とか出来そうだったので、そのままゴルフをスタートしました。
力を入れると痛むので、軽く振っていたら、いい感じでボールが飛んで、3日間で一番いいスコアで上がれました。
家に帰ったらすぐに、うちの奧さんにトリガーポイント注射を打ってもらいました。
今朝は腰はほとんど痛くありません。
痛みはすぐに取る。これすごく大事です。
2017.3.17 カテゴリー|その他の治療について
20代の女性
1ヶ月くらい前から、右手背の手首の近くにしこりが出来ました。
ネットで調べて、自分自身でガングリオンだろうと診断して、確認のために当院を受診しました。
エコーで検査しました。
皮下脂肪の下で骨膜の上に直径6ミリくらいの球状の低エコーの腫瘤を認めました。
典型的なガングリオンの画像です。
サイズも小さいし、痛みやしびれもないので、暇なときに指で押してつぶすように説明しました。
サイズが大きくて、患者さんが希望する場合18Gの針で穿刺してゼリー状の内容物を吸引します。
ガングリオンが神経を圧迫していて、しびれや麻痺が出ている場合は手術が必要なので、土浦協同病院の手の外科に紹介します。
2017.3.16 カテゴリー|トリガーポイント注射
30代の男性
4年前から左腰痛がありマッサージなどを受けていました。
先日当院を受診した際のレントゲンです。
腰椎が曲がっているのがわかると思います。
でもこれは、曲がっているから痛いのではなく、痛いから曲がっているのです。
触診をすると左大腰筋にトリガーポイントを認めました。
左大腰筋に力を入れると痛みが出るので、無意識に左大腰筋の力を抜いて、右大腰筋にだけ力を入れているから左に曲がっているのです。
トリガーポイント注射を打ちました。
無資格の整体師がよく使う、「骨盤がゆがんでいる」とかも同じですよ。
2017.3.15 カテゴリー|その他
どの医師に診てもらうかで、かかる医療費が大きく異なることが最新の研究で明らかに
https://healthpolicyhealthecon.com/2017/03/13/between-physician-variation-in-healthcare-spending/
同じ病気でもかかる医師によって、医療費が全然違うんだって。
そりゃそうだよね。
例えば、同じやけどでも、湿潤療法なら外来通院だけで治せるけど、下手な医者にかかったら入院して植皮手術を受けなきゃいけなくなる。医療費は10倍以上違うでしょう、おまけに醜い植皮跡が残る。
腰痛や下肢痛も、トリガーポイント注射なら外来通院だけで治せるけど、下手な医者にかかったらMRIやCTで検査して、痛みと関係ない異常を見つけられて、入院して意味のない手術を受けさせられてる。医療費は下手すると100倍くらい違うでしょう。おまけに手術をしても痛みが取れず再手術を受けたりしたら悲惨です。
掌蹠膿疱症だって、ビオチン療法なら3ヶ月に1回の外来通院だけで治せるけど、下手な医者にかかったら金属アレルギーと言われて歯の詰め物を全部交換したり、扁桃腺を取る手術を受けさせられたりで、やっぱり医療費が100倍以上かかって、結局治らなくて、「現在の医療では治せません」なんて言われちゃって、踏んだり蹴ったり。
糖尿病だって、糖質制限をしているお医者さんなら、食事療法だけで治せるけど、従来のカロリー制限を中心にした食事療法をしている医者にかかったら、食事療法をしても治らないで、内服薬を飲んでも治らなくて、インスリンを打っても治らなくて、網膜がやられて目は見えなくなるし、腎臓がやられて人工透析になるし、足の血管が詰まって壊疽になって足を切断したりで、医療費は1000倍以上かかります。
じゃあ、いいお医者さんにかかるにはどうしたらいいでしょう。
一番やっちゃいけないのは、いきなり大病院に行くことです。大病院は若い医師の教育施設でもあります。紹介状もなく飛び込みで来た患者さんは、若い医師のいい練習台です。若い医師がみんなダメなわけではありませんが、いい医師に当たる確率はかなり低くなります。
あとはネットでよく調べること。
信頼できる人に紹介してもらうこと。
などですかね。
でも、ぶっちゃけいいお医者さんに当たるかどうかは運次第なので、日頃から善行を積んで幸運をためるのが一番かもしれませんね。
2017.3.14 カテゴリー|トリガーポイント注射
60代の茨城県南地区にお住まいの男性です。
1月にゴルフをたくさんした後から、右殿部から右大腿前面にかけて強い痛みが出ました。
近所の整形外科を受診したら、腰からきている神経痛だと診断され、痛み止めを処方され、毎日のように牽引治療に通いました。
しかし、痛みはだんだんひどくなり、あぐらもかけず、自分で靴下をはくことも出来なくなり、夜も痛みで眠れないようになりました。
家族の紹介で今月初めに当院を受診しました。
下図のごとく、大腿前面(たぶん縫工筋)と殿部(たぶん中殿筋)にトリガーポイントを認めました。
トリガーポイント注射1回で、あぐらもかけるようになり、靴下もはけるようになり、夜も眠れるようになりました。
ゴルフのやり過ぎによる、筋肉痛でした。
「ゴルフをたくさんやった後に、太ももやおしりが痛くなった」って聞いたら、
普通の人は「それは筋肉痛だろう」って答えるのではないでしょうか。
ところが、整形外科医だけは違います。
殿部や太ももの痛みは、腰からきている神経痛と診断してしまいます。
「殿部や下肢の痛み=腰からきている神経痛」と教え込まれていて、そこで思考停止しているからです。
おしりや太ももの筋肉が痛いのに、腰引っ張ったって効くわけないよね。