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コレステロール制限必要なし=食事摂取で新見解―米当局

2015.2.23 カテゴリー|医療に関する迷信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150220-00000033-jij-n_ame

【ワシントン時事】健康維持のため食事による取り過ぎには注意が必要とされているコレステロールについて、米当局は19日、摂取量を制限する必要はないという新たな見解を発表した。「コレステロールは過剰摂取を心配する栄養素ではない」と明言している。
 米厚生省と農務省が設置した「食事指針諮問委員会」が報告書を公表した。各種調査結果から「食事によるコレステロール摂取と(動脈硬化などの病気の危険を増すこともある)血清コレステロールの間に明らかな関連性はない」と結論付けた。 


 さあこれで、卵、あん肝、イクラ、キャビアなど、コレステロールが高いといわれていた美味しいものがイクラでも食べられますよ。

 まあ僕は、コレステロールを下げる必要などないと考えているので、食物中のコレステロールを気にしたことは一度もありませんけどね。昨日も、1日6個も卵を食べちゃったし。

 

タバコを吸う人と吸わない人の50年後を比べてみました。

2015.2.21 カテゴリー|その他の治療について

ネットで見つけた。動画です。

喫煙者のみなさんぜひ見てください。

https://www.youtube.com/watch?v=ZAqWZ-5I8Os

コレステロールは下げる必要ない のつづき

2015.2.17 カテゴリー|医療に関する迷信

 コレステロールを下げる薬を飲むと、心臓発作を起こす可能性を減らすことができると言われています。製薬会社のファイザーが行った3年間の大規模臨床試験で、偽薬(砂糖の錠剤)を投与した患者の3%が心臓発作を起こしたのに対し、コレステロールを下げる薬(リピトール)を投与した患者では2%でした。しかし、この結果を逆に考えれば、リピトールの効果があったのは100人中たった1人だけだったということです。また、心臓発作はわずかに減少しているものの、死亡や深刻な疾患の発生率は減っていませんでした。

 

 心臓発作を減らすためには、血管損傷を減らすことです。血管損傷を減らすためには高血糖を減らすことです。高血糖を減らすためには糖質制限をすることです。

 

 もしかしたら、ファイザーが行った実験も、リピトールで発作が減ったのではなく、偽薬(砂糖の錠剤)を飲んだせいで高血糖になり心臓発作が増えたのかもしれません。

コレステロールは下げる必要ない

2015.2.16 カテゴリー|医療に関する迷信

 ちょっと前の夏井先生のサイトにこんな文章が載っていました。


 コレステロールは細胞膜を構成する脂質の一つ。だから高血糖などで炎症が起きて放出されたスーパーオキサイドで血管が損傷を受けると、血管の細胞膜が壊れてコレステロールが血中に遊離する。遊離したコレステロールは壊れた血管壁に付着して傷を防ごうとする。つまり、血管の修復薬がコレステロール。

 

 そういう状態で血中コレステロールを測定すると「高コレステロール血症」となるし、血管壁にはコレステロールが蓄積している。つまり、血管損傷が「原因」、高コレステロール血症・コレステロールの血管内蓄積はその「結果」。

 火事の現場(=血管損傷)に常に消防士(=コレステロール)がいたからといって、消防士が火事の原因ではない。そこのところを間違えては困る。

http://www.wound-treatment.jp/new.htm#0214-06:00-2


 私もこの先生の意見に大賛成です。

 

 コレステロールを下げる薬を飲むと慢性の筋肉痛になる確率が3倍に増えるといわれています。この原因も薬のせいで筋肉損傷の修復に必要なコレステロールが不足してしまうからではないでしょうか。

 

 世間一般に信じられているコレステロールが血管損傷の原因だという仮説が、「原因」と「結果」をはき違えた間違った仮説であるということです。

 

 薬を飲んでまでコレステロールを下げる必要ないのです。コレステロールを下げる薬の国内の市場規模は5,000億円とも言われています。コレステロールを下げる必要がないとなれば、これだけの医療費が削減できます。

難治性慢性疼痛患者と共依存について

2015.1.28 カテゴリー|その他の治療について

 共依存(きょういぞん)とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態を指す。すなわち「人を世話・介護することへの依存」「愛情という名の支配」である。共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自信の心の平安を保とうとする

 共依存にある状況では、依存症患者がパートナーに依存し、またパートナーも患者のケアに依存するために、その環境(人間関係)が持続すると言われている。典型例としては、アルコール依存の夫は妻に多くの迷惑をかけるが、同時に妻は夫の飲酒問題の尻拭いに自分の価値を見出しているような状態である。こういった共依存者は一見献身的・自己犠牲的に見えるが、しかし実際には患者を回復させるような活動を拒み、結果として患者が自立する機会を阻害しているという自己中心性を秘めている。

 

 難治性慢性疼痛患者さんと家族の間にも共依存が成立していると思われるケースが見られます。

 患者さん本人以上に痛みについて心配していて、通院に常に付き添い、患者さんができることも先回りしてやってしまうような家族がいると、何をやっても痛みが取れないし、ADLも全く改善しないということが良くあります。

 このようなケースでは、慢性疼痛患者さんとそれを介助する家族の間に共依存が成立していると思います。しかし、共依存に対する有効な治療法はなく、患者さんやその家族に、「痛みを受け入れ、痛みと共存しながら、自分で着ることはなるべく自分でやるように」と自立を促しても、ほとんどの場合、自立できないいいわけを並べるだけで、全く聞き入れてもらいません。

 逆に言えば、このようなケースでは痛みが家族関係の要になっているとも言えます。必要以上に介入して、痛みはとれたけど、家族関係を破綻させてしまっては、本末転倒なので、難しいところです。

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