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「手術は出来ない」と言われた腰椎すべり症の患者さん

2012.8.03 カテゴリー|トリガーポイント注射

73歳の女性

 

7年前から両臀部の痛みと両下肢の痺れがあり、4年前に某総合病院を受診して、「腰の骨がずれているけど、高齢なので手術は出来ない。悪化しないために、安静にしているように。」と言われ、そのあとはずっと我慢をしていました。

 

3年くらい前からは、両臀部から太ももの痛みがひどくて眠れなかったようです。

 

5月に知人に「にしぼり整形外科で注射してもらえばよくなる。」と言われ、当院を受診しました。

 

上図のように、両中臀筋にトリガーポイントを認めました。週1回トリガーポイント注射を続けました。

 

症状はだいぶ改善して、夜もぐっすり眠れるようになりました。

 

もともと、注射は大嫌いだそうですが、トリガーポイント注射をするとよくなることが分かったので、毎週欠かさず注射に通ってきています。

選手

2012.8.03 カテゴリー|その他

今日も「ふれラジいばらき」にメッセージを送りました。

メッセージテーマは「選手」でした。

 

ラジオネーム ぼりぼりぼりいいいいいいい

 

今さん 梅島さん

こんにちは

以前に読んでいただいたメッセージにも書きましたが、僕は子供のころからぶっちぎりで運動が苦手でした。

それでも基礎体力をつけるために、大学時代は野球部に所属していました。

野球部の中ではダントツに下手くそで、練習の足を引っ張るような状態でした。

当然ながら公式戦に出られる「選手」には最後までなれませんでした。

しかし、そんな僕も一度だけ選手に選ばれました。

野球ではなく、学園祭のイベントの「部活対抗駅伝大会」の選手としてですが・・・・・。

でも、その駅伝大会で、たまたま組み合わせがよく、出場した区間の区間賞を獲得しました。

運動音痴の僕にとって、この「区間賞」の賞状が、スポーツでもらった唯一の賞状です。

そんなわけで、今でもその賞状は大切にしまってあります。

 

 

 

湿潤療法で改善した自家感作性皮膚炎の一例

2012.7.31 カテゴリー|湿潤療法

30代の男性

 

2か月前から左下腿に痒みが出現し、徐々に全身に痒みが広がっていきました。近所の皮膚科を受診して、「アトピー性皮膚炎」と診断され、治療を受けていましたが、症状が改善しないため、当院を受診しました。

 

上の写真は、初診時の左下腿の状態です。痂疲を伴う大きな湿疹が左下腿に拡がっています。一見して「トビヒ(伝染性膿痂疹)」によく似ていました。また、全身に痒みを伴う小丘疹が散在していました。

 

左下腿の湿疹は「膿痂疹」と診断し抗生剤の内服を開始し、痂疲をきれいに除去して、プラスモイストを貼りました。全身の小丘疹は左下腿の膿痂疹が原因の「自家感作性皮膚炎」と診断し、痒みに対しステロイドの外用と抗ヒスタミン薬の内服を開始しました。しかし、自家感作性皮膚炎は、その原因になっている左下腿の湿疹が治れば、自然と良くなるので、まず、左下腿の湿疹の治療に集中しました。

 

2日後の左下腿の状態です。痂疲はきれいになくなり、湿疹も大部分が上皮化し治っています。しかし、この時点では自家感作性皮膚炎は良くなっていませんでした。

H24.07.12 左下腿.jpg

膿痂疹は改善したが、湿疹が残っていると診断し、抗生剤の内服を止め、左下腿の湿疹に対してトレニゾンテープの外用を開始しました。

 

1週間後には左下腿の湿疹はかなり改善し、その結果、自家感作性皮膚炎もよくなり、全身のかゆみもかなり改善しました。

 

さらに1週間後の写真です。左下腿の湿疹はほぼ治っています。全身のかゆみもほとんどなくなりました。

H24.07.30 3週間後.jpg

自家感作性皮膚炎とはhttp://health.goo.ne.jp/medical/search/10O10700.html/ 

 

3歳の男の子の顔面挫創

2012.7.31 カテゴリー|湿潤療法

 3歳の男の子です。

 おんぶをしてもらっていて、顔からおちてしまい受傷しました。

 受傷翌日、当院を受診しました。

 顔全体に擦り傷があり、特に顎の下の皮膚はかなり深くえぐれていました。

H24.07.09 初診時.jpg1.jpgのサムネイル画像 顔の傷にはハイドロコロイド材を貼り、顎の傷にはプラスモイストを貼りました。

 8日後に顔の傷はきれいに治りました。

H24.07.17 創部.jpgのサムネイル画像

 17日後には顎の傷もきれいに治りました。

H24.07.26 創部.jpg

このブログが、「新しい創傷治療」のホームページで紹介されました。

2012.7.31 カテゴリー|湿潤療法

湿潤療法のパイオニア夏井睦先生のHP「新しい創傷治療」の7月31日の更新履歴でこのブログを紹介してもらえました。

http://www.wound-treatment.jp/title_new.htm 

 

以下抜粋

 

茨城県の湿潤治療@一番弟子,にしぼり整形外科の西堀先生から「先日紹介していただいた腰部の術後創離開症例,完治しました」と連絡をいただきました。西堀先生はお願いした症例の経過はこまめに報告してくれるので,患者さんを安心して紹介できます。
     ⇒【にしぼり整形外科 院長ブログ】 (https://nishibori-seikei.com/blog/2012/07/-20-2-4.html  )

 

https://nishibori-seikei.com/blog/2012/07/-20-2-4.html https://nishibori-seikei.com/blog/2012/07/-20-2-4.html  

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