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手術後の創離解の症例

2012.7.30 カテゴリー|湿潤療法

 20代の女性

 

 2月に某総合病院で右腰部の手術を受けましたが、手術後に創が離解し、以後、総合病院と近くの整形外科で消毒と軟膏とガーゼによる治療を受けていました。

 

 創の状態はなかなか改善せず、4月に突然、湿潤療法に切り替えると言われ、不安になり、ネットで調べて練馬光が丘病院の夏井先生の外来を受診しました。

 

 夏井先生から、穴あきポリ袋とペットシートによる湿潤療法を教しえてもらい、当院に紹介されました。

 

 上の写真は初診時の写真です。

 

 その後、穴あきポリ袋による治療を続けました。

 

 7月27日、創が完全に上皮化しました。

H24.07.29 創部.jpg

ドッジボールが嫌いです。

2012.7.30 カテゴリー|その他

私はドッジボールが嫌いです。
整形外科医の立場から、ドッジボールは手指の骨折の頻度が他のス
ポーツと比べて高すぎるので嫌いです。
そもそも、相手にボールをぶつけると得点になるという、暴力的な
ルールが嫌いです。
僕のような運動音痴は、動く標的あつかいだから嫌いです。
僕に狙いをつけたときの、同級生のいじわるな目が嫌いです。
運動音痴の子にとって、ドッジボールはスポーツではなく、ただの
いじめ(暴力)だから嫌いです。

そんなわけで、小学校の授業でドッジボールをすることに強く反対いたします。 

加圧トレーニングでけがを克服した高校球児ののニュース記事

2012.7.29 カテゴリー|加圧トレーニング

 ■熱球譜
 ◇けが克服、チームを引っ張る--名古屋国際・山崎健郎選手(3年)
 6点を追う九回表2死一塁。ベンチではすでに涙ぐむ仲間がいた。「まだ終わらない」。そんな気持ちで打席に入った。直球を振り切ると打球は中前に抜け、一塁走者の丹羽矢磨斗選手(3年)が生還。執念の1点だ。
 1年生からレギュラーだったが、3年生として迎える最後の夏を何より楽しみにしてきた。だが春の県大会前の練習試合で左腕を2カ所骨折した。「絶対に治す」と心に誓い、加圧トレーニング
https://nishibori-seikei.com/kaatsu/index.html や走り込みで2カ月は下半身強化に専念した。
 通常の練習に復帰したのは6月。違和感よりも気持ちよさがあった。「練習がきついと思ったこともあったけど、けががあったから早く練習と試合をしたいと思えた」。今大会は4回戦までに9打数6安打4打点の活躍。山本静夫監督が目標とする「強豪と対戦するまで勝ち上がるチーム」を引っ張った。そしてこの日、強豪の愛工大名電に当たった。名電の佐藤大将主将(3年)は中学時代に軟式クラブチームで対戦したことがあり、同じ遊撃手として憧れる選手。「最後の夏に戦えてうれしかった」
 高校球児としての夏は終わったが、涙はない。「思い切りプレーができて楽しかった。これからも野球を続けたいと思える試合内容だった」。にやっと笑い、胸を張った。【石山絵歩】
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120726-00000062-mailo-l23 

 

 

 加圧トレーニングには、軽い負荷でのトレーニングで、通常のトレーニング以上の筋力強化効果があるので、怪我などで強い負荷がかけられないスポーツ選手のリハビリに非常に効果的です。

 また、加圧トレーニングをすると、成長ホルモンが通常のトレーニングの10倍も分泌されます。成長ホルモンには、損傷された筋肉や靭帯などを修復する働きがあるので、早期のスポーツ復帰が期待できます。

蜂さされの治療

2012.7.23 カテゴリー|その他の治療について

 右母指を蜂に刺された患者さんが受診しました。右母指に刺し口があり、右手全体が赤く腫れあがっていました。痛みが強いので、刺し口にケナコルト(ステロイド)5㎎+1%キシロカイン(局所麻酔薬)0.5mlを皮下注射しました。蜂さされは、この注射で痛みも腫れも、速やかに改善します。

 

 蜂に刺されたときに、怖いのは「アナフィラキシーショック」です。以前に蜂に刺されていて、その時の体の中に、蜂の毒に対する「抗体」ができると、2度目に刺されたときに、激しいアレルギー反応が起きて、呼吸が止まってしまう病気です。蜂に刺される機会が多い人は、念のため「蜂毒に対する抗体価」を調べておいたほうがいいでしょう。(この検査は当院でも出来ます。)

 

 先ほどの患者さんですが、当院を受診する前に、某病院の救急外来を受診しています。救急外来では、刺し口を消毒しただけで、内服薬も塗り薬も出してもらえなかったそうです。その上、「蜂に刺されたくらいの人が、みんな救急外来を受診したら、毎日50人も100人も診なくちゃいけない。」と嫌味を言われたそうです。・・・・・・この救急の先生、きっとすごく疲れていたんでしょう。同情します。基本的に救急外来は、すぐに治療しなければ死んでしまうような人の治療を対象としているのに、そうでない方がたくさん来て、救急医はみな疲弊しています。

 

 でも、蜂に刺されたらすごく痛いし、場合によってはアナフィラキシーショックで死亡することもあるので、救急外来を受診してもいいような気もします。この救急の先生も、嫌味を言ったり、刺し口の消毒なんていう、無意味な処置をする時間があったなら、ケナコルトの皮下注射をしてくれればよかったのにと思いますが、この治療法は夏井先生のHPhttp://www.wound-treatment.jp/ を毎日欠かさず読んでいる医師以外は知らない可能性が高いので、仕方ないかな。

 

冷たい

2012.7.20 カテゴリー|その他

今週も「ふれラジいばらき」にメッセージを送りました。

メッセージテーマは「冷たい」

 

ラジオネーム ぼりぼりぼりいいいいい

 

今さん、梅島さん

こんにちわわ

 

子供たちは明日から夏休みです。

開業医という仕事柄、まとまった休みはとれないので、海外などの遠くには連れて行ってやれませんが、

茨城県内や栃木や福島など近場の観光スポットになるべくたくさん連れて行ってやりたいと思っています。

 

そして子供たちの「心にポケット」に「楽しい思い出」をたくさん「つめたい」と思います。

 

あれ、この「つめたい」じゃなかった?

 

 

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