2013.6.06 カテゴリー|糖質制限
ビートたけし(北野武)さんも糖質制限をしているみたいです。
北野武が10キロやせ!驚異の“10分間おあずけ“ダイエット
http://news.livedoor.com/article/detail/7737161/
今回はさらに炭水化物を摂らず、おかずの量も“腹八分”に制限しているみたいです。
高校生や大学生のころ、ビートたけしさんの大ファンでした。
深夜放送「ビートたけしのオールナイトニッポン」は毎週かかさず聞いていました。
深夜番組「北野ファンクラブ」も毎週かかさず見ていました。
大学生の時は、落語研究会に所属して、ビートたけしさんを模倣した毒舌漫才していました。
その毒舌漫才が仲間内でちょっとウケたものだから、調子に乗って、
「たけし軍団にマジで入ろうかな。」
なんて考えたりもしましたが、大学を飛び出す勇気がなく、諦めました。
現在のたけし軍団のメンバーの現状を考えると、諦めて本当良かった。
糖質制限の記事を書こうと思ったら、いつの間にか大学時代の思い出話になってしまいました。
世界の北野武もやっている糖質制限、皆さんもぜひ挑戦してみてください。
2013.5.31 カテゴリー|糖質制限
77歳の男性
7年前から両ひざ痛があり、2か月くらい前から当院に2週間に1回くらい通院している方です。
先日来院した時に、こんなことを言われました。
「数日前から体がふらふらして心配だ。実をいうと、娘に『膝の痛いのは太ってきたせいだ。痩せるために肉を食べるのを止めなさい』と言われ、1週間前から肉を食べていない。自分は元々は養豚業をやっていて、肉が大好きで、1日三食とも肉を食べていた。男の一人暮らしであまり料理を作らないし、魚は嫌いだから、肉を食べない分、米ばかり食べていた。」
急に、肉を食べなくなったので、筋力が低下したこと、米ばかり食べていたせいで、ビタミン不足になったことがふらつきの原因と診断しました。
「肉を食べると太るというのは迷信です。肉を食べないと筋肉が減ってよけい太りやすくなるし、ビタミンも不足します。今日から元通り肉を食べてください。」
と説明しました。
肉を食べると太るというのは迷信です。太る原因は米や小麦、砂糖などに含まれる炭水化物です。痩せるためには肉ではなく米を止めるべきでした。
肉に多く含まれるたんぱく質は、骨や筋肉を作るために必要な栄養素です。高齢者は何もしなくても、筋肉量も骨量も減っていきます。肉を食べないと、それが加速してしまいます。
高齢者こそ肉を食べなければいけません!
2013.5.22 カテゴリー|糖質制限
「朝、ゆで卵ダイエット」って本を書いたら売れるんじゃないかな。
数年前に超流行して、すっかり消えた「朝、バナナダイエット」と同じで、朝ご飯をゆで卵1~2個と水だけにしてもらうダイエット法です。
要するにプチ糖質制限です。
それだけでは効果が出ない人は、三食ともご飯やパンの代わりにゆで卵を食べるスーパー糖質制限に誘導するような内容にします。
「朝、バナナダイエット」よりは確実に効果があるはずです。だって、糖質制限なんだから。
糖質制限は、食事からご飯やパン、麺類などを削るダイエット法です。
この何かを削るというダイエット法は、何かを我慢するというマイナスのイメージがあり、なかなか受け入れてもらえません。
逆に、「朝、バナナダイエット」のように何かをたすダイエット法は、何かを食べればいいというプラスのイメージがあり、受け入れやすいのだと思います。
そのことは、当時ダイエットに効くと喧伝されたバナナや納豆やトマトが、品切れになったことからもよくわかります。
このブログを書いていて、だんだん、本当に絶対売れそうな気がしてきた。
親友で漫画家の大和田秀樹君に、出版社を紹介して貰おうかな。
2013.5.20 カテゴリー|糖質制限
72歳女性
9か月前から両下肢の皮膚潰瘍で当院に通院中の患者さんです。
初診時の血液検査で、ヘモグロビンA1C 6.8g/dl(正常値4.6~6.2)と軽い糖尿病が見つかりました。
ただちに、糖質制限を指導し、ジャヌビア(糖尿病治療薬)を処方しました。
3か月後 ヘモグロビンA1Cは、5.8g/dlまで低下しました。
半年後 ヘモグロビンA1Cは、5.3g/dlまで低下したので、ジャヌビアの内服を中止して、糖質制限のみ続けてもらいました。
9か月後の現在 ヘモグロビンA1Cは、5.6g/dlで、正常値を維持しています。
この間に体重も72㎏から65㎏に7㎏低下しました。
今思うと、ジャヌビアの内服は不要だったかな。
軽い糖尿病は糖質制限だけで良くなるようです。
2013.5.20 カテゴリー|糖質制限
以下のような「お問い合わせメール」をいただきました。
江部康二先生のブログから、西堀先生のこのブログへ、参りました。
通風の治療を受けつつ、この4月中旬から「糖質制限」を開始。
5月中旬に、尿酸値の定期血液検査を受ける。その結果、尿酸値が8.5でした。(基準値:3~7)。
ここ1~2年は、6.7で発作も起きていません。このまま、「糖質制限」を続けてよろしいですか?
<自己紹介>
49歳。
通風は、33歳頃に発症。
今現在は「アロチーム」錠を一日3回、食後に服用中。
身長は170cm。この3月の健康診断時の体重は84.5㎏
4月中旬より「糖質制限」を始め、ただ今の体重は76.2kg。
以前書いたブログに痛風と糖質制限に関する江部先生の見解を載せました。
https://nishibori-seikei.com/blog/2012/11/post-120.html
(痛風患者さんに)糖質制限食を奨められて大丈夫と思います。
肥満改善も、高尿酸血症には、良いです。
注意がいるのは、カロリー制限し過ぎで尿酸値が上昇することです。
例えば、断食ではかなり高値となります。
過去痛風発作を起こしてない痛風患者は、薬物療法の目安は9mg/dlです。
過去痛風発作を起こしたことがある患者は、適宜投薬も考慮です。
お問い合わせをしてくれた患者さんは、1か月で8.3㎏もやせています。
もしかするとカロリー制限をし過ぎているのかもしれません。
糖質制限もお薬もそのまま続けていただき、糖質を減らした分、タンパク質や脂質を多めに摂るようにしてもらうと、いいかもしれません。