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ヒルドイドクリームの保健適応外に大賛成

2017.11.02 カテゴリー|その他

保湿剤「ヒルドイド」の美容使用が横行 保険適用外とする動きも

http://news.livedoor.com/article/detail/13818695/

医療用保湿剤「ヒルドイド」の美容目的の使用が横行している
化粧品を購入する感覚で病院を訪れ、処方を受ける状況が後を絶たないという
健康保険組合側は「保険適用外とすべきだ」と提言している

 ヒルドイドクリームを健康保険でもらって美容目的で使用しているバカがいっぱいいるから、保健適応外にしようっていう話が出てきました。

 つうか、もともとヒルドイドクリームに美肌効果とかないからね。

 クリームってのは石けんと同じ界面活性剤だから、塗った瞬間はつるつるになるけど、時間とともに肌の水分を吸収して、最終的には肌は余計に乾燥します。

 乾燥するからまたクリームを塗るという悪循環。

 つまり、美容目的でヒルドイドクリームを使っている人は二重の意味でバカ。

 元々こんな有害無益な薬に保健適応があったこと自体が間違いなので、保健適応外にすることには大賛成です。

 

 肌を若く保ちたいなら、まず禁煙。それから日焼けをしないこと、なるべく化粧をしないこと、ワセリン(プロペト)で保湿をすることです。

 

 なんか、ヒルドイドのあおりでワセリンやプロペトも保健適応外にされそうな勢いなんだよね。

 それはちょっと困るけど、そうなったら元々安い薬だから自費で買ってもらうしかないねぇ。

おばあさんのおかげで人類が繁栄した

2017.10.03 カテゴリー|その他

 ヒトでは当たり前の“おばあさん”の存在。しかし、繁殖期が終わってからも(閉経後も)長生きするメスは生物界においては極めてまれであり、進化学的に不思議なこととされてきました。近年登場した「おばあさん仮説」によれば、霊長類でヒトだけにみられるおばあさんは、その経験と知恵で子孫繁栄を助けるためのヒトの「進化上の戦略」だったというのです。
 
 この地球上で、ほとんどの生物のメスは生殖年齢と寿命がほぼ一致していて、生殖の役割を終えると程なく命もまた終わりを告げます。しかし、ヒトの“メス”は子供を生み、閉経した後も長く生き続けます。例えば日本人女性の場合、閉経後も約40年近くの人生があります。
 
 おばあさん仮説とは、「繁殖期が終わった女性が長生きするのはヒトの進化上の戦略で、おばあさんの知恵や子育て援助が、娘や血縁者の繁殖の成功率を上げ、子孫を繁栄させてきた。」とする説です。
 
 人間は体重に比べて脳の割合がとても大きいので、出産時に産みやすいように、体が未熟なうちに体外に出てきます。だから、出生後すぐに立ち上がれるような他の動物と違って、離乳後も世話を必要とします。また、思春期ころに体が完成してもなお、社会生活能力は不十分で、独り立ちまで20年近くの年月がかかります。その間、親だけで育てるのは無理なので、その強力な助っ人として、おばあさんがいるというのです。
 
 実際、ヒトでは毎年でも出産が可能であるのに対し、おばあさんのいないチンパンジーは、離乳まで5年かかるため、5年に1回しか出産できないそうです。
 
 ヒトは本来、共同繁殖なのです。しかし、都市化・核家族化が進んだ現在社会では、共同で行うべき子育ては、ほとんど親だけが担っています。人類が生まれて10数万年の間、人類繁栄のために重要な役割を果たしてきた“おばあさん”を有効に活用できていないのです。その結果、少子化が進むのは当然です。元気で経験豊富なおばあさんたちに、地域の子供たちの子育てを手伝ってもらえるような仕組みづくりが、一番の少子化対策になるのかもしれません。
 
 私も子供たちが小さいころはおじいちゃんやおばあちゃんに随分と面倒をみてもらいました。おかげで、元気にすくすく育っています。
 
 
 

東京は「屋内原則禁煙」になるらしい。うらやましい。

2017.9.12 カテゴリー|その他

ホテルや娯楽施設は「原則屋内禁煙」小池都知事が受動喫煙条例の考え方発表

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170908-00000005-wordleaf-pol

 ホテルや娯楽施設、百貨店、駅や空港、ラーメン店や居酒屋などの飲食店、そして職場である事業所などは「原則屋内禁煙」とする。これらの施設は利用者側が他の施設を選択することが可能である場合や嗜好性が強い側面があり、喫煙室をつくることができる。

 飲食店のうち、バーやスナックなどように、面積30平方メートル以下などの一定条件を満たす場合は喫煙を可能にする例外も設ける。


 小池知事が都議選の公約に掲げた受動喫煙防止条例の基本的な考え方を示しました。

 大賛成です。

 小規模のバーやスナックが例外になるみたいですが、私はそういうとこには行かないので別にいいです。

 

 大井川新知事にもすぐにまねして貰いたいところですが、自民党茨城県支部はタバコ利権まみれなので無理だっぺな。

 東京がうらやましいよ。

橋本昌知事から表彰状をもらってきました

2017.9.08 カテゴリー|その他

 9月5日の午後に橋本知事から表彰状をもらってきました。

 「平成29年度 茨城県救急医療功労者知事表彰」です。

DSC00004.JPG

 私は、日曜日も外来をやっているし、笠間市の夜間救急診療所にも協力しているので、もらえる資格があると言えばあるのですが、たいしたことやってないので、なんだか変な気分です。

 正直言えば、笠間医師会の理事でまだもらってないのが私だけだったって話なのです。

 だから全然偉くも何ともないのです。

 福島県にいたころは、大学の救急科に在籍していたこともあるし、勤務先の病院でも13年間、常に救急医療に携わっていたので、むしろ福島県知事から表彰してもらいたいくらいです。

 福島県知事からもらえなかった分を、橋本知事から貰ったと思って素直に喜ぶことにします。

 

 笠間医師会長から、表彰式にはほとんど全員出席していると言われたので、外来を休んで久しぶりにスーツを着て出席したのですが、医師の部門の受賞者19人のうち7人も欠席していました。

 「なんだ、俺も欠席して外来をやってればよかった」とも思いましたが、24年間も茨城県を支えてくれた橋本知事に会える最後のチャンスだったし、偉い人から賞状をもらうのなんて、小学校の時に校長先生から「よい歯の賞状」を貰って以来のことなので、まあ出席してよかったかな。

 

 せっかく貰ったので、待合室に飾りました。

 賞状がでかすぎて、額に入らなかったので端っこ切っちゃった。

 

新茨城県知事の大井川さんに対する淡い期待

2017.8.28 カテゴリー|その他

 茨城県知事選挙で、自民党、公明党推薦の大井川さんが当選しました。

 茨城県選出の自民党国会議員はタバコ大好き受動喫煙防止なんてクソ食らえ系のヤニ議員がほとんどなので、大井川さんにも受動喫煙防止対策はあまり期待できませんが、唯一の希望は、大井川さん自身が非喫煙者ということです。

 学歴と収入が上がるほど喫煙率が下がることがわかっていますので、東大卒でIT企業の専務である大井川さんが非喫煙者であることは当たり前といえば当たり前です。

 そんな非喫煙者の大井川さんは、選挙活動でヤニ議員と握手するたびに、きっと心の中で「臭!」とつぶやいていたはずなので、自信の政権基盤がしっかりして、自民党のバックアップが必要なくなったら受動喫煙防止対策を打ち出すんじゃないかなと、淡い期待をしています。

 その前に国体もオリンピックも来ちゃうけどね。

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