HOME > 院長BLOG

院長BLOG

損保会社の社員て〇〇なの?

2013.9.10 カテゴリー|その他の治療について

「昨日、交通事故にあった。どこも痛くないけど、保険会社から『後から痛くなると困るので、念のため病院で診察を受けてくれ』と言われた。」

と言って、整形外科を受診する患者さんがたくさんいます。

 

以前にもブログに書きましたが、現時点でなにも症状がなければ、診察のしようがありません。

もし骨が折れていたり、関節が外れていたりしていれば、事故直後から痛いはずです。

後から痛くなるのは、筋肉痛です。

しかし、現時点でどこも痛くない人の筋肉痛が出るかどうかを予測する方法はありません。

 

「後から痛くなると困るので、念のため病院で診察を受けてくれ」と患者に説明する損保会社の社員は、後から出る痛みを予測する検査なり診察法なりを知っているのでしょうか?

もし知っていればぜひ教えてもらいたいものです。

 

知っているわけないよね。

そんな方法があるわけねぇもん。

 

どうせ痛みの治療についてろくに勉強もしていないで、責任逃れのために適当なアドバイスをしているだけでしょ。

損保会社の社員てホント〇〇しかいなのかな?

 

関連ブログ

交通事故にあってもどこも痛くなければどこも悪くないから

https://nishibori-seikei.com/blog/2013/03/post-213.html

宮崎駿監督も糖質制限中

2013.9.07 カテゴリー|糖質制限

突然ですが、僕の初恋の相手はナウシカです。

周りの友達が、おニャン子クラブに夢中だったころ。

僕はナウシカに夢中でした。

今でいうアニオタの先駆者だったのです。

 

そのナウシカの生みの親である宮崎駿監督が引退を表明されました。

「未来少年コナン」や「カリオストロの城」のころからの宮崎駿ファンとしてはとても残念です。

 

その引退会見で宮崎監督は

「夕ご飯はおかずしか食べないで、70㎏以上から62㎏まで痩せた。死ぬときは(アニメーターになったころと同じ)57㎏になりたい」

とお話いていました。

宮崎監督も糖質制限をしていたのですね。

 

ただ、宮崎監督はヘビースモーカーなので、引退後は是非禁煙にも挑戦してもらいたいですね。

原因不明の両足のしびれと右下肢の脱力感

2013.9.05 カテゴリー|トリガーポイント注射

40代男性

 

20年前から腰痛があり、7月にぎっくり腰になりました。

某整形外科でMRIを撮り、椎間板が変性していると言われました。

7月末ごろから両足のしびれと右下肢の脱力感が出現しました。

しびれと灼熱感のため夜も眠れなくなりました。

某大学病院の整形外科と神経内科と脳外科で精密検査を受けましたが、痺れと脱力感の原因はわかりませんでした。

 

ネットで調べて、MPSについて知り、MPS治療の第一人者である加茂整形外科の加茂淳先生にメールで相談したところ、当院を受診するように勧められました。

 

先日、当院を受診しました。

触診したところ、右腸腰筋と両ヒラメ筋にトリガーポイントを見つけました。

9479.jpg

1回の注射で、しびれや灼熱感はほとんど消え、夜も眠れるようになりました。

右下肢の脱力感もだいぶ改善しました。

 

しびれや脱力感は、MPSの症状だったのです。

大学病院の偉い先生たちは、たくさん勉強や研究をしているのにMPSについては全然知らないようです。

 

関連ブログ

筋筋膜性疼痛症候群(MPS)とは

https://nishibori-seikei.com/blog/2013/05/mps.html

 

加茂整形外科

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/

 

原因不明の首から指先にかけての痛み

2013.9.03 カテゴリー|トリガーポイント注射

80代の男性

 

2年前から右首から背中、肩、腕、手にかけての痛みと、指先の痺れが出現しました。

あちこちの病院を受診して、頸椎のMRI検査などを受けましたが、原因がわからず、ひどい時だけトラムセットを飲んでしのいでいましたが、夜も眠れないほどの痛みが続いていました。

知人の紹介で当院を受診しました。

 

下図のごとく、僧帽筋、棘下筋、橈側手根伸筋、母指CM関節に圧痛を身と見ました。9417.jpg圧痛点にトリガーポイント注射をしたら、1回で痛みが軽減し、夜もよく眠れるようになりました。

 

僧帽筋のトリガーポイントはいわいるこりです。

棘下筋のトリガーポイントはいわいる五十肩です。

橈側手根伸筋のトリガーポイントはいわいるテニス肘です。

この方はそのほかに、母指CM関節症手根管症候群も合併していました。

 

原因不明の痛みじゃなく、いろんな病気が合併したための痛みだったのです。

首から腕にかけての痛みやしびれ=頸椎の異常と決めてかかって、思考停止してしまうから痛みの原因がわからなくなってしまうのです。

 

痛みの治療に関しては「信じる者は救われる」?

2013.9.02 カテゴリー|医療に関する迷信

痛みにはプラセボ効果が効きやすいと言われています。

プラセボ効果とは、まったく有効成分が入っていないニセの薬(プラセボ)を「痛みによく効く薬です。」と説明して、飲ませると本当に痛みがとれてしまうことを言います。

「この薬はよく効く」という思い込みによって、痛みそのものが楽になってしまうのです。

 

痛みとは、心理的状況で強くも弱くもなります。

例えば、サッカーのゴン中山選手は、試合中に骨折していたのに、試合が終わるまで痛みに気が付きませんでした。

試合にものすごく集中していたので、痛みを感じなかったのです。

逆に、たいしたことない痛みでも、一日中痛みのことばかり考えていたら、どんどん痛みが悪化していきます。

 

「この薬を飲めばよくなる」という安心感が、心理的状況を改善し痛みを楽にするのです。

前回のブログに書いたような「痛み止めは、痛みを抑えるだけで、痛みの原因がなくなるわけではありません」なんてことを言って、痛み止めを出したら、プラセボ効果が効かなくなってしまいます。なので、そういう意味でもこのような説明はダメです。

 

プラセボ効果は、飲み薬だけじゃなく、注射や手術でも発揮されます。

腰痛の患者さんに対し手術をしたふりだけして、実際は皮膚を切開して縫っただけでも、7割の人の腰痛が楽になったという米国の報告もあります。

「この先生はテレビにも出ている有名な先生だから、手術してもらえばきっと良くなる」と信じていれば、たとえ手術自体が意味のないものであっても痛みは楽になるのです。

 

当院にくる患者さんでも、知人から「にしぼり整形外科で注射してもらえばすぐに良くなる」と聞かされて来院した患者さんは、他の患者さんに比べて、注射が効く確率が明らかに高いです。

これもプラセボ効果です。

 

「この先生に治療してもらえばよくなる」と信じることで、治療の効果は格段にアップします。

 

まさに「信じる者は救われる」なのです。

 

関連ブログ

プラセボ効果とは

https://nishibori-seikei.com/blog/2013/06/post-279.html

痛み止めは痛みを抑えるだけじゃないからね

https://nishibori-seikei.com/blog/2013/08/post-320.html

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ