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膝や太ももが痛い患者さんはガウチョパンツを履いてきてくれると助かります。

2017.5.10 カテゴリー|その他

 最近、若い女性の間でガウチョパンツというロングスカートみたいなズボンが流行っているそうです。(ZIP情報)

 ユニクロのCMでガッキー(新垣結衣)も履いてます。

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 このガウチョパンツを履いてきてくれると、診察がすごくやりやすいです。

 診察は、患部を直接見て、直接触診することが基本です。

 ガウチョパンツなら、脚の付け根(股関節)までまくり上げることが出来るので、他のズボンと違ってズボンを脱いでもらう必要がないのです。

 もちろんスカートなら、簡単にまくり上げられますが、まくり上げる際にパンティーが見えないようにバスタオルを掛けたりしなければいけないので気を使います。

 介護用の膝から下にチャックがついているズボンもありますが、このタイプのズボンも太ももの下くらいしかまくり上がらないし、何よりチャックの上げ下げが案外と面倒です。

 

 そんなわけで、膝や太ももが痛い人はガウチョパンツを履いてきてくれるととても助かります。

 別に若い人しか履いちゃダメってわけじゃないのだから、ユニクロやシマムラで買って、履いてきてください。

 よろしくお願いいたします。

 

肌をきれいにするには、タバコと紫外線と乾燥を避けること

2017.5.01 カテゴリー|その他

 肌をきれいにするにはどうしたらいいでしょう。

 一番はなんといっても禁煙です。タバコの毒は肌のコラーゲンを破壊するので、肌のハリがなくなります。また皮膚の新陳代謝を遅らせるので、肌の艶が無くなりくすんだようになります。

 次に紫外線を避けることです。紫外線はタバコ同様にコラーゲンを破壊するし、シミの原因にもなります。紫外線を避けるためには、外に出ないで家でごろごろしているのが一番です。

 その次に大切なのは乾燥を避けることです。乾燥を避けるためにはワセリンを塗ることです。皮膚は何も吸収しないので高い化粧水とか塗っても無駄ですよ。クリームは塗った瞬間はいいけど時間が経つとかえって皮膚を乾燥させるので塗らないほうがいいですよ。

 それからなるべく化粧をしないことです。肌がくすむとそれを隠すために厚化粧をします。そして、化粧を落とすために石鹸で顔をごしごし洗います。その結果、皮膚の油である皮脂がなくなってしまいます。皮脂がなくなるとそれを栄養としている皮膚常在菌が減ってしまいます。皮膚常在菌が減ると、皮膚に害を与える悪玉菌が増えて、皮膚が荒れてきます。それを隠すためにさらに化粧を濃くする悪循環に陥ります。

 顔だけでなく他の部分の肌も洗いすぎると皮膚常在菌が減ってしまいます。皮膚の汚れの90%は湯船につかるだけで落ちます。あまり肌を洗い過ぎないようにしましょう。

 後は運動です。運動をして筋肉が引き締まると肌も引き締まります。また運動をすると血行が良くなり肌の新陳代謝が早まるので、肌がきれいになります。運動の中でも当院で行っている加圧トレーニングは成長ホルモンが290倍も出るのでより効果的です。

コラーゲンを食べても肌はきれいになりません

2017.5.01 カテゴリー|その他

 テレビの料理番組などで「この料理はコラーゲンがたっぷり入っているので、肌がきれいになります。」というフレーズを良く聞きますが、これはまるっきりデタラメです。老化とともに肌のハリがなくなるのは、確かに肌のコラーゲンが減っていくことが原因です。しかし、だからといってコラーゲンを食べれば肌のコラーゲンが増えるわけではないのです。
 
 コラーゲンは糖とアミノ酸が主成分のとても大きな化合物です。食べられたコラーゲンは小腸の中で糖とアミノ酸にバラバラに分解されてから体に吸収されます。吸収された成分は体の中で全く別の化合物に合成されて利用されます。食べたコラーゲンが都合よく肌のコラーゲンに元通りに合成されることは生理学的には100%ありません。
 
 そもそも肌のコラーゲンが減るのは老化によりコラーゲンを作る働きが落ちるからであって、コラーゲンの摂取が不足するからではありません。コラーゲンを食べればコラーゲンが増えるなら、髪の毛を食べれば髪の毛が増えるはずです。そんなことはありえません。同じことはヒアルロン酸やコンドロイチン酸、グルコサミンにもいえます。これらの成分を摂取しても、軟骨が増えたり、関節のすべりが良くなることは生理学的には100%ありえません。
 
 このようなことは、大学で生理学を学んだ者なら誰でも知っている事実です。食品会社や製薬会社の研究員なら当然知っています。知っているのに黙っていて、逆にマスコミを利用して間違った情報を流して、消費者をだまして売っているのです。消費者を馬鹿にしているのです。だまされてはいけません。

寝酒はアルコール依存症の入り口

2017.4.03 カテゴリー|その他

 不眠に関するアンケートの結果、日本人は不眠の対策として「寝酒をする」がトップでした。しかも全体の3割を占め、他国の1~2割と比べて高い数値となっています。日本には「病院に行って睡眠薬をもらうには抵抗がある。お酒の力を利用して何とか寝てしまおう。」という風潮があるようです。しかし、これは非常に怖い間違った風潮であると、アルコール依存症の専門家は警鐘を鳴らしています。
 
 お酒には確かに入眠促進効果があります。しかし、お酒を飲んでぐっすり眠っていたのに、明け方に急に目がさめてそれきり眠れなくなってしまった。という経験がある方も多いかと思います。アルコールには眠りを浅くしてしまう作用もあるため、お酒を飲むとかえって睡眠の時間も質も大きく低下してしまうのです。
 
 さらに寝酒が良くないのは、アルコールには「耐性」があることです。毎日寝酒を続けると、少量のアルコールでは眠れなくなります。今までと同じ摂取量では足らなくなるので、寝酒の量がますます増えていきます。眠れないから寝酒を飲む。寝酒を飲んでも眠れないから、ますます大量に飲む。それを続けていくと最後にはアルコール依存症になってしまいます。
 
 アルコール依存症は非常に怖い病気です。アルコール依存症の患者さんには、みんなが普通に飲んでいるお酒が覚せい剤と同じように作用します。アルコールが切れると禁断症状が出るため、また飲んでしまいます。そして、覚せい剤と同じように、幻聴や幻視、妄想などが出現し家族や周りの人たちに危害を加えてしまうこともあります。自分でお酒をやめることは不可能になり、専門医による治療が必要になります。入院して専門医による治療を受けても、断酒に成功する確率は2割くらいといわれています。次の4項目のうち2項目以上に当てはまる人はアルコール依存症の可能性大です。精神科または心療内科を受診しましょう。
 
① あなたは今までに、飲酒を減らさなければいけないと思ったことがありますか?
② あなたは今までに、飲酒を批判されて、腹が立ったり苛立ったことがありますか?
③ あなたは今までに、飲酒に後ろめたい気持ちや罪悪感を持ったことがありますか?
④ あなたは今までに、朝酒や迎え酒を飲んだことがありますか?
 
 寝酒を続けると、アルコール依存症になってしまいます。眠れないときは医師に睡眠薬を処方してもらいましょう。そのほうがずっと体にとって安全なのです。
 

外固定の講習会を行いました

2017.3.28 カテゴリー|その他

 3月26日に当院において、外固定の講習会を行いました。

 とは言っても、主催は治療家広場というサイトを運営している志賀隆洋先生で、私は頼まれて講師をしただけですけどね。

 治療家広場 http://chiryouka-hiroba.co.jp/

 柔道整復師の先生が13名参加されました。

 突指、母指MP関節捻挫、第5中足骨基部骨折に対するプライトン使用した外固定のやり方と、手首の骨折、足首の捻挫に対するオルソグラスⅡを使用した外固定のやり方を、まず私が見本を見せてから、各自に実技をしてもらいました。

 皆さん非常に熱心で、細かいところまで質問を受けて楽しかったです。

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 勤務医のころは、後輩に自分が覚えた知識や技術を教えることが大好きだったのですが、開業して1人でやるようになったらそれが出来なくて、せっかく新しい知識や技術を身につけても伝える相手がいなくて残念に思っていました。

 志賀先生のお陰で、それが出来てとても楽しかったです。

 志賀先生、ありがとうございます。

 

 今回の講習会に、固定材料を提供してくれた。

 レガーレの岩野さん、シグマックス、アルケア、BSN各社の皆さん、ありがとうございました。

 レガーレ http://www.legare-inc.com/

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