2014.6.05 カテゴリー|その他
昨日の午後は休診だったので、午後のスループレーでゴルフをしてきました。
ラウンド中、土手を下っていた時に草に右足が引っ掛かって、内側にぐにゃっと曲がり、そのまま転倒しました。脚がぐにゃっと曲がった瞬間、「これはやばい、折れる!少なくともひどい捻挫になる!」と思いましたが、立ち上がってみたら全然痛くありませんでした。ゴルフ中でアドレナリンが出まくっているせいかとも思いましたが、ラウンド終了後も痛くなりませんでした。ひねったときに、下手に踏んばらずにそのまま、ひねりが戻る方向に転んだのがよかったのかもしれません。
捻挫って、案外しないもんなんだなぁと思いました。
2014.6.03 カテゴリー|その他
先日、笠間医師会総会に出席しました。その席で、茨城県立こころの医療センターのセンター長の土井先生が興味深いデータを示されました。
なんと、人口10万人当たりの医師数が多く、一人当たりの医療費が高い自治体ほど健康寿命が短い傾向があるというのです。
私が住む茨城県は、人口当たりの医師数は全国でビリから2位(ちなみに1位は埼玉県)、一人当たりの医療費は全国で下から6位ですが、健康寿命は全国4位です。
医療が充実しているところほど健康寿命が短いということです。医療者として、かなりショッキングなデータです。
ではなぜ、医療が充実しているところほど健康寿命が短いのでしょう。
土井先生は、現在の標準治療では「睡眠呼吸障害」という重大な病気の診断と治療が出来ていないからだと説明されていました。
それもひとつの要因だとは思いますが、それだけではこのショッキングなデータを説明できないと思います。私は、現在の標準治療は平均寿命を延ばすためのものであって、健康寿命を延ばすためのものではないことが原因だと考えています。じゃあどうすればよいかと言われてもよくわかりませんけどね。
ピンピンコロリと死にたいなら、なるべく医者にかからない方がいいってことかな。
2014.5.30 カテゴリー|その他
私は、人に待たされるのが嫌いなので、人を待たすのも嫌いです。なので、患者さんをなるべく待たさないように、いろいろと工夫をしています。平日は、受付したらすぐに診察室に呼ばれます。患者さんがトイレに行ったり血圧を測ったりする暇もありません。よほど混んでいても10分以上待たせることは稀です。
しかし、日曜日は別です。私がさばける許容を超えた患者さんが来ますので、1時間以上お待たせしてしまいます。前回の日曜日は、受付から会計までに2時間以上かかってしまった患者さんもいました。
最初に書いたように、私は人を待たすのが嫌いなので、患者さんがたくさん待っているとあせってきてしまいます。あせってくるとゆっくりお話を聞くことが出来ません。
なので、平日に来れる人はなるべく平日に来てください。よろしくお願いたします。
2014.5.26 カテゴリー|その他
医師が問診をするときに、必ず最初に主訴を聞きます。主訴とは、今現在、患者さんが一番困っている症状のことです。
医師は医学部で診断学を学ぶときに、まず主訴を聞いてから、その症状の経過(現病歴)を聞くように訓練されています。この順番で聞くことによって、頭の中で患者さんの病態を整理し理解することが出来るのです。
患者さんの中には、症状について聞いているのに、経過から話し始めたり、いきなり病名で答えたりする人がいますが、最初に主訴を聞いてないと、頭の中で病態を整理することが出来ません。
患者さんには患者さんで、言いたいことはたくさんあると思いますが、問診の目的は、医師が患者さんの病態を理解することなので、医師の質問をよく聞いて、それに答えてください。そうすることによって正しい診断と、適切な治療をすることができます。
2014.5.22 カテゴリー|その他
私が開業する際、恩師の菊地臣一福島県立医科大学理事長より素敵な言葉をもらいました。
「開業とは100%の自由と100%の責任である」
この言葉通り100%自由にやらせてもらっています。私にとって100%の自由がない開業なんて意味ないです。
100%の責任によるプレッシャーもありますが、それに負けず、健康に留意して頑張っていきたいと思います。